愛知県西尾市　幡頭神社

Hazu jinja,Nishio city,Aichi

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西尾市吉良町宮崎宮前60 幡頭神社本殿重文近世以前／神社桃山天正8（1580）三間社流造、檜皮葺棟札3枚 19210430

　　　　　　　

境内

　　　　　

本殿に加え、熊野社、神明社ともにこの９月に重要文化財に指定されました。

【文化審議会答申資料から引用】
幡頭神社は三河湾を望む蛭子岬の突端に位置する。本殿と境内社熊野社本殿、境内社神明社本殿の３棟が並び立ち、室町後期建立の本殿はすでに重要文化財に指定されている。熊野社は寛永18年(1641)の建立で、入母屋造妻入の正面に庇を付す独特の形式を持つ。神明社は江戸前期の建立で、流見世棚造としては比較的規模が大きい。異なる形式の社殿が三棟並立する姿は、近世初頭以来の景観を伝え、歴史的価値が高い。既指定の本殿とあわせ保存を図る。

　　　　　　　　

本殿（重要文化財）
天正8(1580)年の建築
三間社流造、檜皮葺

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

境内社熊野社本殿（重要文化財）
寛永18(1641)年の建築
一間社、入母屋造、妻入、正面庇付、檜皮葺

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

境内社神明社本殿（重要文化財）
17世紀前期の建築
三間社、流見世棚造、檜皮葺

　　　　　　　　　　　　　　