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青森県弘前市  弘前学院外人宣教師館
Hirosaki Gakuin Gaijin senkyoshikan,Hirosaki city,Aomori

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弘前市大字稔町13-1 弘前学院外人宣教師館 重文 近代/学校 明治 明治39(1906) 木造、建築面積158.9u、二階建、鉄板葺 19780121


July 2016 酒井英樹

弘前学院外人宣教師館
青森県弘前市

撮影:1995年9月

 弘前学院は明治19年(1886)、日本メソジスト教会の初代監督本多庸一によって創設された。
 宣教師館は同学院に派遣されたアメリカ婦人宣教師の宿舎として明治39年(1906)に建てられた。
 設計施工は弘前のクリスチャン棟梁桜庭駒五郎といわれる。
 学院はもと弘前市の中心街にあたる中瓦ヶ町にあったが、再開発にともなう整備事業によって移転の必要に迫られ、昭和47年(1972)に移転した。
 そのあとを追って、宣教師館は昭和53年(1978)に学院新構内に移築され、その際後世の改造部分が復旧整備された。
 建物は木造二階建で、西南隅に八角の塔屋をもち、東面南寄りに玄関、北寄りに下屋を設けている。平面は上下階とも中廊下式で、北側をベランダとしている。
 屋根は寄棟造、鉄板葺で、西南隅の八角の尖塔のほか、西面に張り出す階段部分に切妻破風を持つ。
 壁は下見板張りでオイルペイントを塗る。窓はベランダのある北面は引違とするほかは上げ下げ窓で、鎧戸をつけ、塔屋にはアーチ形の欄間を入れ、額縁に彫刻をつけて飾る。
 軒下には格狭間状の小壁を入れ、持送をつけて軒を支える。
 比較的小規模であるが、当時の外人宣教師館の様式を伝えるもので、東北地方における洋館住宅として、優れた遺例として国の重要文化財に指定されている。


 木造、建築面積158.9u、二階建、鉄板葺
          明治時代[明治39年(1906)]
     


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