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福井県福井市 大安寺
(Daianji Temple, Fukui City, Fukui)

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福井市田ノ谷町21-4 大安寺 本堂 重文 近世以前/寺院 江戸前期 万治2(1659) 桁行25.8m、梁間18.2m、一重、入母屋造、玄関附属、桟瓦葺 山門1棟、宝蔵1棟、塀中門1棟、廟所1郭 20080609
福井市田ノ谷町21-4 大安寺 庫裏 重文 近世以前/寺院 江戸前期 万治元(1658) 桁行22.7m、梁間18.0m、一重、正面入母屋造、背面寄棟造、桟瓦葺、南面廊下及び客寮附属 20080609
福井市田ノ谷町21-4 大安寺 開山堂 重文 近世以前/寺院 江戸中期 寛文10(1670) 桁行三間、梁間二間、一重、宝形造、桟瓦葺 棟札1枚 20080609
福井市田ノ谷町21-4 大安寺 開基堂 重文 近世以前/寺院 江戸中期 延宝5(1677) 桁行三間、梁間四間、一重、宝形造、向拝一間、桟瓦葺 棟札1枚 20080609
福井市田ノ谷町21-4 大安寺 鐘楼 重文 近世以前/寺院 江戸中期 寛文3(1663) 桁行一間、梁間一間、一重、入母屋造、桟瓦葺 棟札1枚 20080609

June 5,2016 瀧山幸伸 
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山門
  

菖蒲園
                                               

開基堂
         
                  

開山堂
       

本堂
                                           

                                      

庫裏
                      

鐘楼
        

宝蔵
      

千畳敷
 


November 4, 2013 大野木康夫 video

所在地 福井県福井市田ノ谷町21-4

大安寺は、福井市郊外に所在する臨済宗寺院で、万治元年(1658)、福井藩四代藩主松平光通が創建した。
境内の中心に本堂と庫裏が並び、その周囲に開山堂、開基堂、鐘楼などが建つ。
これらの中心建物は、創建以降断続的に、福井藩によって建てられた。
大安寺は、大型の方丈型本堂をはじめ、庫裏や開山堂など禅院の主要建築を有するほか、開基堂や廟所など、藩主の菩提所として江戸前期から中期にかけて造営された壮観な伽藍が、良好に保存されている。
また各建物の意匠も優秀で、福井藩大工の高い力量を示しており、重要である。
(国指定文化財等データベースより)

大安寺(大安禅寺)がある田ノ谷町は、福井市西郊、日野川左岸にあります。

  

平成20(2008)年に本堂をはじめとした5棟が重要文化財に指定されました。
また、山門など3棟と廟所1郭が附指定となりました。

  

山門(重要文化財の附指定)

寛政4(1792)年の建築
一間一戸高麗門、桟瓦葺、左右袖塀附属

             

田ノ谷町の町並みのはずれに位置する山門から伽藍までは少し距離がある上り坂になっています。

伽藍入口

 

本堂(重要文化財)

万治2(1659)年の建築
桁行25.8m、梁間18.2m、一重、入母屋造、玄関附属、桟瓦葺

本堂は東面して建ち、桁行二五・八メートル、梁間一八・二メートル、入母屋造、桟瓦葺で、東南隅に唐破風造玄関を附属する。
軒は一軒疎垂木、妻飾は虹梁大瓶束である。
内部は、整型六間取の正側面に二間半の広縁を廻らす方丈型本堂である。
軸部は、広縁の一間内側に入側柱を立て並べて入側桁を受け、天井は、入側通りを化粧屋根裏とする他は棹縁天井とする。
平面は、二列六室の前列の中央を「室中」、両脇を「脇ノ間」とし、部屋境には小壁を設けず、ひと続きの棹縁天井とする。
後列は、北から「上間」「内陣」「下間」とし、「内陣」後方に仏壇などを設ける。
「上間」に付書院、「下間」には床・違棚・付書院を設ける。
(国指定文化財等データベースより)

                          

塀中門(重要文化財の附指定)

一間一戸平唐門、銅板葺

塀中門は、本堂の玄関南側に建ち、開基堂の前庭を区画する。
一間一戸平唐門、銅板葺で、現在は本柱の前後に控柱を立てている。
(国指定文化財等データベースより)

    

開基堂(重要文化財)

延宝5(1677)年の建築
桁行三間、梁間四間、一重、宝形造、向拝一間、桟瓦葺

開基堂は、棟札により延宝五年の建築で、大工頭を関清助、棟梁を岩崎久右衛門が務めた。
桁行三間、梁間四間、宝形造、正面一間向拝付、桟瓦葺で、軒は二軒半繁垂木である。
軸部は、開山堂同様、粽付円柱を貫、台輪で固め、組物は、外部は出組、内部は出三斗として格天井を受ける。
堂内は円柱で前後に二分し、前方は畳敷、後方は拭板敷として禅宗様須弥壇を置き、厨子内に開基光通を祀る。
前室側廻りは、正面中央間に桟唐戸を吊り、他の板壁に花頭窓を開ける。
欅の良材を用いて摺漆を施し、要所は黒漆塗などとし、霊屋らしく荘厳する。

                            

開山堂(重要文化財)

寛文10(1670)年の建築
桁行三間、梁間二間、一重、宝形造、桟瓦葺

開山堂は、棟札により寛文一〇年の建築で、御大工苗孫九郎ほかが手がけた。
桁行三間、梁間二間、宝形造、桟瓦葺で、軒は二軒半繁垂木である。
軸部は禅宗様を基調とし、粽付円柱を貫、台輪で繋ぎ、組物は平三斗で、格天井を張る。
前面に禅宗様高欄付の縁と木階を付け、堂内後方に禅宗様須弥壇を置き、開山大愚の坐像を祀る。
来迎柱は黒漆塗、ほかの木部は、赤漆、摺漆で仕上げる。
(国指定文化財等データベースより)

                   

庫裏(重要文化財)

万治元(1658)年の建築
桁行二二・七メートル、梁間一八・〇メートル、一重、正面入母屋造、背面寄棟造、桟瓦葺、南面廊下及び客寮附属

庫裏は本堂北側に並び建ち、桁行二二・七メートル、梁間一八・〇メートル、正面入母屋造、背面寄棟造、桟瓦葺で、玄関入口に庇を附属する。
軒は一軒疎垂木、妻飾は虹梁大瓶束で、笈形を付ける。
内部は、東正面に広い土間の玄関と事務室を配し、西半は、本堂側を三室の続き座敷とし、北側を中廊下の両側に台所などをもつ坊舎とする。
庫裏と本堂は廊下で繋ぎ、その東側に客寮を突出させる。
廊下は庫裏及び本堂の建設と一連の建築とみられ、また客寮は元禄三年(一六九〇)頃に建てられた。
(国指定文化財等データベースより)

              

本堂前庭(阿吽庭)

   

宝蔵(重要文化財の附指定)

桁行8.2m、梁間4.7m、土蔵造二階建、切妻造、桟瓦葺

        

鐘楼(重要文化財)

寛文3(1633)年の建築
桁行一間、梁間一間、一重、入母屋造、桟瓦葺

鐘楼は、棟札により寛文三年建立と判る。
桁行一間、梁間一間、一重、入母屋造、桟瓦葺で、軒は二軒半繁垂木である。
笏谷石の礎盤に円柱を立て、貫、台輪で固め、組物は出組詰組とし、間に蟇股をおく。
内部は格天井を張り、梵鐘を吊る。
(国指定文化財等データベースより)

                  

廟所(千畳敷)(重要文化財の附指定)

廟所は、全て笏谷石でつくり、南辺に平唐門を構え、周囲を折曲り九三・八メートルの玉垣で囲う。
門の前後には石灯籠を置く。
(国指定文化財等データベースより)

                            





Apr.2012 野崎順次 HD video

福井県福井市田ノ谷町21−4
臨済宗妙心寺派
萬松山 大安禅寺

撮影日: 2012年3月31日

大安寺は、福井市郊外に所在する臨済宗寺院で、万治元年(1658)、福井藩四代藩主松平光通が創建した。大型の方丈型本堂をはじめ、庫裏や開山堂など禅院の主要建築を有するほか、開基堂や廟所など、藩主の菩提所として江戸前期から中期にかけて造営された壮観な伽藍が、良好に保存されている。また各建物の意匠も優秀で、福井藩大工の高い力量を示しており、重要である。

パンフレット

  

大安寺前バス停から数百m歩く。雨が降っている。

           

国重文附 山門

      

現地説明板

  

国重文附 塀中門
本堂の横の門で中に入ると阿吽の庭があり、その奥に開基堂がある。

  

国重文 開基堂 江戸中期 延宝五年 (1677)
桁行三間、梁間四間、一重、宝形造、向拝一間、桟瓦葺

                    

阿吽の庭

         

国重文 本堂(方丈) 江戸前期 万治二年(1659)
桁行25.8m、梁間18.2m、一重、入母屋造、玄関附属、桟瓦葺

                       

本堂の前

       

客寮

   

国重文附 宝蔵

     

国重文 鐘楼 江戸中期 寛文三年(1663)
桁行一間、梁間一間、一重、入母屋造、桟瓦葺

           

国重文 庫裡 江戸前期 万治元年(1658)
桁行22.7m、梁間18.0m、一重、正面入母屋造、背面寄棟造、桟瓦葺、南面廊下及び客寮附属

      

建物内部は、庫裡、本堂(方丈)、開基堂、開山堂が廊下でつながっている。まず、庫裏内部。

         

本堂(方丈)内部

                              

本堂の裏の心字池、中庭

       

階段状の渡り廊下を上る。

    

開基堂の内部

                                   

国重文 開山堂 江戸中期 寛文十年(1670)
桁行三間、梁間二間、一重、宝形造、桟瓦葺

            

帰りは山門とお寺の間にある独鈷水公園(砂防設備の修景)を下る。

                     

扇状に流れる雨と近くの赤い砂

     

参考資料
国指定文化財等データベース




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