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福井県坂井市 滝谷寺
Takidanji, Sakai city,Fukui

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坂井市三国町滝谷1-7-15 滝谷寺鎮守堂 重文 近世以前/神社 室町後期 室町後期 三間社流造、正面千鳥破風付、こけら葺 19620621

Sep.4,2017 瀧山幸伸

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参道と楼門
            

本堂・庫裏・観音堂・本堂庭園(名勝)
                                                                                       

石庭
   

鎮守堂・開山堂と周辺
                                                              
参道
      


Dec.2013/Aug.2017 酒井英樹


 瀧谷寺は一級水系九頭竜川の河口三国湊に寺地を占める真言宗寺院。永和元年(1375)に根来の僧睿憲が草庵を崎浦[現在地の5キロ北]に結んだのが始まりとされ、永徳元年(1381)に現在地に移転し、創建されたとされる。室町時代後期以降は当地を治めていた朝倉氏などの帰依を受け、慶長5年(1600)徳川家康の次男結城秀康の越前入府後は、福井藩の祈願所なった。
 室町後期から近世に整えられた堂舎が良好に保存されており、北陸地方における近世の密教系寺院の展開を知る上で貴重であることから、昭和37年(1962)に鎮守堂が、平成29年(2017)8月に本堂、観音堂、方丈及び庫裏、開山堂、山門の5棟が重要文化財に指定されている。

 <鎮守堂>
 建立年代については明確ではないが、様式手法から室町時代後期と見られている。瀧谷寺では最古の建築物とされる。小型の3間社流造で正面に千鳥破風を付け、こけら葺、総弁柄塗。
 和洋を基調として木割が細く優美で、覆屋に入っていたため、柱・高欄から垂木・懸魚に至るまで当初部材を残している。
           

 <本堂>
 棟札より貞享5年(1688)の上棟で、大工は福居住の土田勘助と判明している。桁行21.0m、梁間15.4m、寄棟造、向拝1間、桟瓦葺。屋根に笏谷石を伏せる。
  

 <観音堂>
 棟木銘より寛文3年(1663)建立と判明している。桁行7間、梁間7間、寄棟造、向拝1間、桟瓦葺。方5間の主体部に後方2間を内陣とし、主体部の周りを1間分の縁を巡らす。
    

 ≪内部≫
 

 ≪木鼻彫刻≫
  

 ≪蟇股彫刻≫
  

 ≪手挟彫刻≫
    

 <方丈及び庫裏>
 資料から本堂の上棟の翌年の元禄2年(1689)頃の建築とみられる。方丈は北東寄りの東西棟で桁行11.0m、梁間9.6mの主体部の北側に便所が突き出し、切妻造、桟瓦葺。庫裏は方丈の西側の南北棟で桁行22.0m、梁間11.9mの主体部の西と北面に水屋などが突き出し、切妻造、桟瓦葺。
    

 <開山堂>
 刻銘から元亀3年(1572)と判明しており、結城秀康の越前入府前の建築物の一つ。桁行2.8m、梁間1.8m、切妻造で棟木と桁以外は笏谷石で造る。屋根は笏谷石の目板付流板葺で練石を伏せる。周囲を石塀で囲う。内部には開山の睿憲と4世頼任の石像が安置されている。
        

 <山門>
 棟札から元禄11年(1698)に建立と判明している。大工は本堂と同じ福居住の土田勘助。1間1戸楼門、入母屋造、銅板葺。左右に供待を附属する。隅柱を通し柱とした上下階同規模の平面を持つ。
   

 <総門> [附指定]
 重要文化財の附に指定されている。江戸時代後期の建立とみられる。境内の南端に位置する。1間1戸薬医門、切妻造、桟瓦葺。
 


 <鎮守堂覆屋> [附指定]
 重要文化財の附に指定されている。資料などから元禄年間(1688-1704)頃の建立とみられる。桁行2.9m、梁間2.8m、切妻造、屋根は笏谷石を目板付流板として2段に葺く。側背面に腰板を設ける。
  

 <鎮守堂拝殿> [附指定]
 重要文化財の附に指定されている。資料などから元禄年間(1688-1704)頃の建立とみられる。桁行及び梁間とも1間、切妻造、桟瓦葺で内部1室として両側に腰壁を設ける。
    

<庭園>
名勝、江戸時代前期作庭 面積:1700u
    


November 4, 2013 大野木康夫 video

所在地 福井県坂井市三国町滝谷1-7-15

瀧谷寺は三国の市街地のすぐ東側の山麓に位置しています。
寺院名称は「たきだんじ」で、名勝の指定名も同じですが、重文指定名勝は「ろうこくじ」になっています。

     

総門付近

     

参道から鐘楼門

    

本堂

  

観音堂内部

    

瀧谷寺庭園(名勝)

築造ノ年月詳ナラズ徳川中期ノ作ナラムカ林泉ハ本堂ヨリ書院ニ亘リテ丘陵ノ斜面ニ築設セラレ山脚ノ露岩ヲ利用シテ小池ヲ築キ古松之レニ臨ミ躑躅等ノ矮樹ヲ配シ石ヲ立テ燈籠ヲ置キ椎樅高野槇等ノ巨樹ヲ背景トス丘地ニ依ル山水型庭園ノ佳作ナリ
(国指定文化財等データベースより)

            

観音堂、聖天堂

     

鎮守堂(重要文化財)

室町後期の建築
三間社流造、正面千鳥破風付、こけら葺

室町時代末期の建立。
小規模な三間社流造であり古建築に乏しい北陸における中世遺構の代表作である。
(国指定文化財等データベースより)

                                     





May. 2007 瀧山幸伸 Preview video 500Kbps HD video Video FAQ

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庭園
                        

         

   
    

         


瀧谷寺 鎮守堂
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