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福井県高浜町 高浜七年祭
Takahama Seven Years Festival, Takahama town, Fukui

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June 23,2019 大野木康夫 source movie

高浜町宮崎に鎮座する佐伎治(さきち)神社の祭礼は、巳の年と亥の年の7年目ごとに行われることから七年祭と呼ばれています。
古くは高浜祇園会と呼ばれていたように、疫病を遠ざける御霊会の性格を持っており、かつては祇園祭と同様、旧暦の6月に行われていましたが、現在は海水浴シーズンと重なるため、新暦の6月に7日間にわたって行われます。
今回、見に行ったのは初日の神幸祭で、神社で芸能奉納と三神輿の発輿が行われました。
その他にも、2日目の巡行祭では7基の曳山が神社に集まって曳山芸能の奉納を行ったり、最終日の還幸祭では三神輿が鳥居浜海岸で練り合わせを行ったりしいます。

早朝6時に神社に到着
            


7時半ごろ、中ノ山(素戔嗚尊)、西山(大己貴命)、東山(奇稲田姫命)の駕輿丁が順番に宮入りします。
   


鉦と太鼓を打ち鳴らして気分を高揚させます。
三神輿それぞれ打ち方に特徴があります。
                                    


8時20分から事代区が奉納するお田植が始まりました。
     

8人で輪になって舞う「ごよがの」
                        

大田植
                             

東部若連中による東山の太刀振
        

露払
          

橋弁慶

能楽「橋弁慶」の設定に忠実な造りとなっており、弁慶側に従者が付いています。
                                                         

佐倉宗五郎

歌舞伎の東山桜荘子(ひがしやまさくらのそうし、通称佐倉義民伝)が元ネタなので、笠が木内宗吾(佐倉宗五郎)、櫂は渡守の甚兵衛です。
「東叡山直訴」の段の立廻りで、甚兵衛が参加するのはオリジナルです。
                                                    

藤乃棚

元ネタがわかりません。日傘が派手で見ごたえがあります。
                                                                  

白石噺

歌舞伎の碁太平記白石噺(ごたいへいきしろいしばなし)、奥州白石の宮城野、信夫姉妹の仇討の立廻りで、相手は志賀団七です。
薙刀が宮城野、鎖鎌が信夫になります。
                                                               

子生区の西山太刀振

子どもが演じます。
    

露払
                     

橋弁慶
                             

日傘振
                                   

西部若連中による神楽
    

幣の舞
     

剣の舞
                  

本神楽
            

荒獅子
                         

塩土区による中ノ山太刀振

露払
                  

大薙刀

        

橋弁慶
                                                   

彦山権現

歌舞伎の彦山権現誓助剣(ひこさんごんげんちかいのすけだち)で、京極(始めに頬かむりしている方)は京極内匠、六助は毛谷村六助、鎖鎌はお園です。
                                                                         

藤乃棚
                                              

芸能の奉納も終わり、三神輿発輿前の参拝
                

中ノ山神輿の発輿

境内を何度も練り歩きます。
神輿には横棒がなく、長柄2本だけで担ぎます。
                                                                                 

西山神輿の発輿

何回か神社の石段に突っ込んでいました。
                                                                                         

東山神輿の発輿

片手で差し上げながら練り歩いていました。
                                                              

町中を練り歩く神輿を少しだけ撮影しました。
                     

若い人が多く参加しており、活気がある祭となっています。
7年目ごとの開催ですが、世代間の伝承もうまくいっているようです。

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