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福井県敦賀市 常宮神社

Jogujinja, Tsuruga city, Fukui

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December 18,2016 大野木康夫 source movie

所在地 福井県敦賀市常宮13-11

常宮神社は、大宝3年(703)、勅命によって社殿の修造があったと伝えられる古社で、気比神宮(敦賀市)の境外摂社として崇敬を集めてきた。

本殿は、前室三間社流造の形式を持つ比較的大形の建物で、古くは檜皮葺であったが、現在は銅板葺となっている。

正面6.07m、側面5.00mおよび向拝2.49mの規模を持ち、身舎は円柱、前室および向拝は角柱とする。各部の装飾形式等は焼失した気比神宮本殿(16世紀)と共通点が多く、気比神宮本殿の両流造の後部を省略して成立したのがこの本殿といえるかもしれない。

本殿に接する拝所は、正面1間、側面2間の四脚門形式の向唐門であったようで、伝えられるとおり、気比神宮の門の移築である。

(「福井の文化財」HPより)

参道

  

境内各所

       

建造物説明板

 

中門(福井県指定文化財)

江戸時代中期の建築

桁行一間、梁間二間、四脚門

       

収蔵庫

国宝に指定されている朝鮮鐘を収納しています。

朝鮮鐘は現在、諸事情により非公開となっています。

   

本殿及び拝所(福井県指定文化財)

本殿

正徳3(1713)年の建築

桁行三間、梁間三間、向拝一間、前室付、流造、銅板葺

拝所

寛永14(1637)年頃の建築

桁行一間、梁間二間、四脚門、銅板葺

本殿は消失した両流造の気比神宮本殿(旧国宝)に近い姿ということです。

拝所は気比神宮の中門を移築したものです。

                       

細部

                                            

拝殿

海側に向けて建てられています。

                           

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