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福島県猪苗代町 天鏡閣 (旧有栖川宮別邸)
Tenkyokaku,Inawashiro town,Fukushima

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耶麻郡猪苗代町大字翁沢字御殿山1048-14 天鏡閣 本館 重文 近代/住居 明治 明治41(1908) 木造、建築面積491.9u、二階建、スレート及び鉄板葺、正面車寄及び八角塔屋付 19790203
耶麻郡猪苗代町大字翁沢字御殿山1048-14 天鏡閣 別館 重文 近代/住居 明治 明治41(1908) 木造、建築面積99.2u、二階建、スレート葺 19790203
耶麻郡猪苗代町大字翁沢字御殿山1048-14 天鏡閣 表門 重文 近代/住居 明治 明治41(1908) 煉瓦造、柱門、左右袖塀付 鉄柵2基 19790203


Nov.4,2017 瀧山幸伸

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別館
      

表門
             


Sep.2015 酒井英樹

 猪苗代湖畔にたつ天鏡閣は、明治40年(1907)有栖川宮威仁親王が東北巡覧の際、この地の風光を喜んだのを機に福島県知事平岡定太郎の勧めによって建設された別荘で、明治41年(1908)春に起工し、8月に竣工した。
 同年9月に皇太子(のちの大正帝)の行幸があり、天鏡閣と命名された。
 大正13年(1924)に高松宮別邸として引き継がれて、昭和27年(1952)に福島県に寄贈され、宿泊施設として利用され大幅に改造されたが昭和55年(1980)からの修理で、建築当初の形態に復旧整備されている。

 本館はルネッサンス風木造洋風の二階建で、西面に玄関ポーチを構える。
 外観は南側の東西に非対称的な翼部と中央に八稜形状に突出した入口及び二階バルコニーを設け、屋根は東翼部を腰折屋根、他は寄棟とし、随所に円形または半円形のドーマーウィンドを開く。
 西側玄関の近くに八角塔屋がたち最上部を展望室にしている。北側にも中央に中庭を囲った形に東西両翼部を持ち、西翼部の北端に平屋建ての厨房が接続する。
 屋根には数か所の煙突がたち、外壁は目透し横板張りペンキ塗り、窓は上げ下げ窓としている。

 別館は本館の北方に位置している。二階建、寄棟造の建物で屋根は本館同様鉄板に変更されていたが、スレート葺に復旧されている。
 平面は東西両側に出入り口を持つ中廊下式で両側各3室ずつ配し、東側北寄りに別棟の便所が接続している。
 外観は簡素であるが、本館に倣ったものになっている。

 表門は、敷地の北西隅に位置し、煉瓦造の柱門で、両開きの鉄扉を吊る。両袖に壁が付く。

 明治末期における皇族の別邸として建てられた洋風建造物として貴重であり、国の重要文化財に指定されている。



<本館>
                 

 ≪内部≫
                             

<別館>
   

≪内部≫
 

<表門>
   


Nov.2009 撮影/文 柴田由紀江

天鏡閣(旧有栖川宮威仁親王別邸本館) 
福島県耶麻郡猪苗代町翁沢御殿山1048-14
設計:宮内省内匠寮
竣工:1908年(明治41年)
構造:木造2階建て、八角塔屋付き、天然スレート・鉄板葺
国指定重要文化財

現在は敷地内の樹木が生い茂り猪苗代湖の湖面を見下ろすことは叶いませんが、落成当時は見晴らしの良い丘の上に建てられた、瀟洒な洋館だったそうです。
非公開となっている三階部分は八角形をしていて、周囲を見渡す展望室だったものと思われます。
外観は白一色の下目板張りで、半球形に突き出た窓辺を持ち、実に変化に富む造りでした。
館内はより一層豪華で気品溢れる調度が並び、特に部屋ごとに意匠の異なる大理石やタイルのマントルピースや、天井の中心飾りとそこから下がるペンダントやシャンデリアの美しさは、来賓をもてなすに十分な空間だったろうと思います。

漢詩を好んだ大正天皇が皇太子時代に、李白の漢詩「明湖落天鏡」をなぞらえて書いた直筆の『天鏡閣』の額が飾られています。
また、旧李王家邸(現・グランドプリンスホテル赤坂旧館)に暮らした朝鮮李王朝最後の皇太子・李垠が、この天鏡閣を訪れた子供時代の写真も飾られています。

畳の部屋の角を削って造られた暖炉や、小さく可愛らしい洗面台や、畳の上の絨毯、象嵌細工の見事な箪笥など、生活の場としての明治の洋館を見た気がします。
そしてゆらゆらと歪んだ磨きガラスから眺める庭が、とても優雅で寛げる空間でした。

                                                                           





Mar.2009 撮影/文:柚原君子

「天鏡閣は有栖川宮威仁親王の旧別邸。明治41年に建てられました。昭和27年に高松宮宣仁親王から福島県へ寄贈されました。「天鏡閣」は大正天 皇が皇太子時代にここを訪れて、ここから見える猪苗代湖が鏡のようであったことから命名されました。建物は木造2階建て、スレート屋根、八角形の塔屋、 丸い窓など様々な洋風建築要素が入っています。昭和46年に国重要文化財の指定をうけました。(昭和57年に改修工事)」

               


Apr.2007 瀧山幸伸 Preview video 500Kbps HD Video Video FAQ

   


       

                  

別棟
   

庭園
    

         

  



   

     

   
  
   
  


   
   

 
           
  
 

  

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