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群馬県館林市 田山花袋 旧居

Tatebayashi old Tayama Katai residence

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Nov.2008 撮影/文 柴田由紀江

群馬県館林市城町2-3

竣工時期・設計者:不詳

昭和46年、館林市指定史跡となる

館林市が「歴史の森」と称して文化財を移築した公園の中に、田山花袋記念文学館と少し離れた場所にひっそりと移築保存されている。

木造平屋建、茅葺屋根のこの建物は、自然主義文学作家の田山花袋(1871〜1930)が明治19年(1886)までおよそ8年間の少年時代を過ごした家である。面積は22.5坪、玄関の土間に続いて3畳、8畳二間、裏に4畳半の板間と土間、東側に4畳と、合わせて5つの部屋からなり、特に玄関東の4畳の部屋は田山花袋が勉強した部屋と伝えられ、花袋の小説『ふる郷』にも「なつかしきこの家」と描かれている。

この建物は、江戸時代末期の秋元藩時代は武家屋敷のひとつで、館林城内である総郭(侍屋敷)の中の裏宿六番町に建てられていたとされる。

館林市の文化財第1号として史跡に指定され、昭和56年度に保存と活用を目的に館林市第二資料館に解体移築され、平成10年に茅葺屋根の吹き替えが行われた。

周囲の紅葉と相まって、このこじんまりとした日本建築の清貧さと静けさをじっくり味わった。

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