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広島県福山市 神勝寺

(Shinshoji Temple, Fukuyama City, Hiroshima Pref.)

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Oct.9, 2022 野崎順次  source movie

総門から松堂へ
        


松堂内部と説明板
                          


含空院
開基によって「滋賀県 臨済宗永源寺派大本山永源寺より移築再建した建物です。含空院は、永源寺開山正燈国師(寂室元光禅師)(じゃくしつげんこうぜんし)の塔庵として、永和3年(1377)一渓純庵主(いっけいじゅんあんじゅ)のとき、考槃庵(こうはんあん)の名で建立されました。当時の建物は永禄6年(1563)の兵火で焼失し、正保4年(1647)第81代如雪文巌禅師によって再興されて以来、歴代住持の住居及び修行僧の研鑽の場となってきましたが、縁あってこの地に移築されました。現在は茶房として利用しており、煎茶や甘味、湯豆腐を味わっていただけます。」と名付けられ、扁額の「非佛」は開基の筆によるものである。
(本寺公式ウェブサイト)
                    


22.神勝寺垣: 京都鷹峯の光悦寺垣にヒントを得た竹垣で、組子の数を増し竹穂を編み込んだ独特の意匠は、庭園主の好みである。
  


含空院前庭
4.九山石: 含空院前に組まれた十石。日本一の名山である富士山、香久山・畝傍山・耳成山の大和三山、東岳泰山・南岳衡山・中岳嵩山・西岳崋山・北岳恒山の中国の五岳を象徴的に表現している。
          


2.大沓脱石: 旧開基堂から移された大石。雨落ちの水掘れ穴が、期せずして旧位置とすべて一致している。
    

5.礼拝石: 龍華の滝上の多宝塔を礼拝するための象徴的な場である。
   


浴室
浴室は禅宗寺院の伝統的な七堂伽藍建築(山門・法堂・仏殿・禅堂・庫裡・東司・浴室)の一つで、建物内には跋陀婆羅菩薩(ばったばらぼさつ)をお祀りしています。禅宗では日常の立ち居振る舞いすべてが修行の場であり、修行の上で「心」と「体」の垢を落とすという意味で、「浴室」も重要な役割を果たしているのです。
(本寺公式ウェブサイト)
           


開山堂
当山勧請開山、益州宗進禅師の遺徳を偲ぶため建立された建物です。益州宗進禅師は明治29年(1896)大分県に生まれ、11歳で滋賀県堅田町の祥瑞寺大友宗忠和尚について得度。祥瑞寺、大仙院の両寺院住職や大徳寺執事長を経て、昭和29年(1954)には建仁寺派管長(第7代)に就任し、教化布教に努めてこられました。昭和40年(1965)には当山の勧請開山となり、平成元年(1989)6月20日に92歳で遷化されました。建物は、鎌倉時代の名作といわれる高野山の不動堂を模したもので、堂内には京都の陶工・村田陶苑による開山像を安置しています。扁額は元円覚寺派管長、松尾太年老大師の筆になるものです。
(本寺公式ウェブサイト)
                   


開山堂からの下り坂の眺め
   


非佛堂
最初は、浄土信仰の象徴である阿弥陀如来を祀る「持佛堂」として建立された建物である。堂内に安置された阿弥陀如来立像は、開基の念持仏である。建物の設計は中村昌生氏によるもので、足利義政公の持佛堂であった銀閣寺東求堂を思わせる穏やかな姿に作られているが、銀閣寺のものよりはるかに大規模である。
(本寺公式ウェブサイト)
           


6.龍華の滝: 弥勒仏が龍華樹のもとで行う説法に会座して成仏するとされる衆生の如く、来園者もこの滝の音を聞いて仏心をもって頂きたいとの願いを込めた命名。

前回は直下の路から見たので、全高5mくらいかなと思っていたが、心字池の対岸から見ると全高15m近い壮大な滝である。
          


賞心庭の他のポイント(要素)をたどる。説明は本寺公式ウェブサイトより引用。
 


7.舟着: 舟石もこの舟着から神仙島に向けて出港した。
    

8.出舟石: 不老不死の妙薬と財宝を求め、神仙島に向けて出港する船団を象徴的に表現している。

    

慈正庵
  


13.州浜: 荒磯の如く長く続く州浜は、神仙島に向けての航海の難儀さをも示している。
     


龍華の滝の対岸の出島
  


10.蓬莱島: 中国の遥か東方海上にあると伝えられた三島一連の神仙島の一つ。
           


非佛堂あたり
   


11.方丈島: これら神仙島には、金銀財宝が溢れ、不老不死の妙薬があると信じられた。
12.瀛州島: 不老不死の仙人の住む神仙島を苑池に配することで、施主と来園者の繁栄と長寿を祈念している。
                 


17.龍背橋: 美しい曲線の反橋は、国際禅堂に向かって飛翔を始めた龍背の様に見える。
     


16.臥龍松: 旧宮澤喜一宅からご寄贈を受けた松樹で、長く伸びた優雅な樹形は、臥龍を思わせる。
    


18.右紅・左白の蓮: 門前右岸の紅花、左岸の白花の蓮。泥沼から生じるが、しかし濁りに染まらず清く美しく咲くことから、仏教思想の象徴的意義が託されている。
    


奥へ
  


五観堂
僧侶が集まり、修行する場に欠かせない七種の建物、すなわち七堂伽藍の中のひとつかが「庫裡 」(くり)です。食事や掃除など、日常の行いすべてを修行として見出し、実践していく。そんな禅宗に特徴的な生活のあり方を体験できるよう、この五観堂では臨済宗の僧堂(修行道場 )と同じ形式で「持鉢 」(じはつ)と呼ばれる五枚組の器と太くて長い「雲水箸」を使い、雲水にとって一番のご馳走である、湯だめのうどんを召し上がっていただけます。
(本寺公式ウェブサイト)
             


今回は、秀路軒とロバの一休を通過、無明院裏に出る。
        


玄庵
無明院内で唯一の数寄屋造りの建物で、四畳半の小間と十畳半広間そして水屋からなる茶室である。階上には、絵をこよなく愛した開山のために造られたアトリエがある。露地は中根金作氏の作庭によるもので、無明院前庭の枯山水庭園とは趣を異にした茶席の庭であり、建物との境に建仁寺垣と呼ばれる竹垣を配し、壁面を檜皮張りにすることにより、落ち着いた侘び寂びの雰囲気の中で茶を楽しみ心安らぐ時を過ごすことが出来る。
(現地説明板)
                     


無明院前庭を通過して、東側のお堂へ向かう。
   


六地蔵
   

鐘楼
   


浪切堂
   


保久利堂
   


開基墓碑
     


鎮守堂
   


安楽堂
     


無明院前を経由して、総門方向に戻る。
      

洗庭
総門の傍ら、石のランドスケープの上に、伝統建築に多用されてきたこけら葺きの技法により、建物全体を木材で柔らかく包んだ舟型の建物が、あたかも浮かぶように建っています。建物の中へ入ると、目の前に広がるのは静かにさざ波の寄せる水辺。濃密な闇の中で、水、波、そこに射すかすかな光を知覚する全感覚的な体験ができます。禅の教えに従い、その核心へ近づこうとする道程で経験することを、現代美術の思考、手法で解釈/表現した、名和晃平によるインスタレーション作品で、設計は名和晃平/SANDWICHが担当しました。多様な角度から禅宗を感じ、理解する、その豊かな体験を味わってください。
(本寺パンフレット)

再び、瞑想体験にひたる。
         

帰途、JR福山駅までのバスから
                       


September 24, 2022 野崎順次  source movie

神勝寺 禅と庭のミュージアム
(Shinshoji Temple Zen Museum and Gardens, Fukuyama City, Hiroshima Pref.)

広島県福山市沼隈町大字上山南91
臨済宗建仁寺派 特例地寺院


神勝寺とは
天心山神勝寺は神原秀夫(当時常石造船株式会社社長)を開基、益州宗進禅師(えきしゅうそうしんぜんし)を勧請開山として、1965年に建立(宗教法人認可)された、臨済宗建仁寺派の特例地寺院です。その中核を成す修行道場「国際禅道場」は、国内はもとより海外にも広く門戸を開いており、いまこの時代に生き、禅を志す方のための研鑛の場として、臨済宗専門道場に準じた修行を体験していただいています。また滋賀県永源寺から移築された、17世紀にさかのぼる葦葺きの「含空院」や、表千家不審菴の古図を忠実に再現した「秀路軒」といった境内の伽藍や茶室を通じて、禅の教えの一端に容易に触れていただける場となるよう、務めています。本尊は弥勒菩薩、鎮守は弥勒里天満宮となります。
(本寺パンフレット)

      

総門
江戸時代末期に京都御苑内にあった旧賀陽宮邸は、明治時代以降、移築を繰り返されてきました。1965年にこれを開基が醸り受け、67年に総欅造りの門を神勝寺へ移築。開山以来、神勝寺を訪れる方々をお迎えしています。
(本寺パンフレット)

      

松堂
総門をくぐってまず目に入るのが、受付を行う寺務所の「松堂」です。設計は自然素材や植物を多用し、大地から生え出したような建築を手がけてきた、建築史家・建築家の藤森照信氏。山陽道から瀬戸内一帯を象徴する植物であり、また禅のイメージともっとも近い松をテーマに、手曲げ銅板で葺いた岩山のような屋根の上に松の木を植え、表面を削った松丸太を歩廊に並べて、周囲の自然と溶け合う建物を作り上げました。お土産やオリジナルグッズもこちらで販売しています。
(本寺パンフレット)

               

含空院(がんくういん)
滋賀県の臨済宗永源寺派大本山永源寺より移築、再建したのが含空院です。創建は14世紀にさかのぼりますが、その後、永禄6年(1563)に兵火で焼け、正保4年(1647)に再建されました。永源寺の歴代住持が住まい、また修行僧の研鍛の場となっていましたが、縁あってこの地に移築されました。散策の合間におくつろぎいただけるよう、築350以上を経た葦葺の重厚な建物を茶房とし、煎茶や甘味、湯豆腐をご用意しています。
(本寺パンフレット)

     

龍華の滝

          

中根庭園研究所・中根史郎による日本庭園 賞心庭
心字池を中心に、含空院前庭、龍華の滝も含めた広大な庭園である。池中には蓬莱島、方丈島、瀛州島と三島一連の神仙島があり、荒々しい州浜が長く続く。

                      

慈正庵
當山第一世再住建仁大光和尚大禅師(道号 大光 法諱 慈正 俗称 森。大正5年4月22日、愛知県出身)の遺徳を偲ぶために建立された堂宇である。
(中略)
建物は、滋賀県 臨済宗永源寺派蔵六庵の旧本堂を移築再建した物である。堂内には、佛師 江﨑明珠作の大光和尚坐像を安置している。
(本寺公式ウェブサイト)

  

龍背橋を越えて、大徹堂と国際禅道場
臨済禅の教化・布教の場である「国際禅道場」の禅堂「大徹堂」は、江戸時代後期に建てられ、鎌倉・建長寺の専門道場として用いられてきた建物を移築したもの。神勝寺の信仰活動の核として、現在も国内外の修行者が日夜研績に務めています。一般非公開。
(本寺パンフレット)

          

池沿いに奥へ

         

五観堂
僧侶が集まり、修行する場に欠かせない七種の建物、すなわち七堂伽藍の中のひとっが「庫裡」です。食事や掃除など、日常の行いすべてを修行として見出し、実践していく。そんな禅宗に特徴的な生活のあり方を体験できるよう、この五観堂では臨済宗の僧堂(修行道場)と同じ形式で、「持鉢」と呼ばれる五枚組の器と太くて長い「雲水箸」を使い、雲水にとって一番のご馳走である、湯だめのうどんを召し上がっていただけます。
(本寺パンフレット)

     

水車小屋

    

脇道を上り、花紅苑(庭園), 供養塔、弥勒菩薩、母弥慈観音

                           

ユーモラスな石仏群

         

急坂を下り、五観堂に戻り、奥へ

     

秀路軒
表千家を代表する書院「残月亭」、及び茶室「不審菴」を、中村昌生氏の設計により創建当初の姿で再現したのが、茶席「秀路軒」す。利休自刃後に再興を許された千家の二代少庵が、かって聚楽屋敷にあった書院を写したとされる残月亭。また三代宗旦が一畳半の茶室として創建し、四代目江岑が平三畳台目に改めた不審菴。天明の大火(1788年で一度失われたこれらの茶室を、古図を手がかりとして詳細に再現しました。茶室では、抹茶とお菓子で一服していただけます。
(本寺パンフレット)

                                    

さらに

    

一来亭
わび茶の系譜の中で、その主流であった四畳半から、わびに徹した極限の茶室へ千利休が舵を切るのは、最晩年の約10年、即ち天正10年(1582)以降のこと。二畳敷の妙喜庵「待庵」を経由し、天正14~15年頃に聚楽第、また隣接する自身の聚楽屋敷に、一畳台目の茶室を営んだとされます。現在では史料にのみ見えるこの一畳台目の茶室を、茶室・数寄屋研究の泰斗である中村昌生氏の監修により、「一来亭」として復元を試みました。
(本寺パンフレット)

           

ロバの一休

    

無明院
昭和52年(1977)2月16日に建立された神勝寺の本堂である。
本尊には浜田泰三作の弥勒菩薩像を安置し、院内には三百畳を超える本堂では神勝寺の年中行事のみならず坐禅や写経など様々な自己の研鑽の場として利用でき、また本道の向かい側には階段状の席とカメラやテレビモニターによって茶道の手前が手に取るように分かる革新的な造りの茶席である明々軒、一般的なものより単が低く造られた坐禅堂などがある。また境内には現世利益を祈願する護摩堂、ぽっくり往生を願う保久利堂などの諸堂宇が並び、さらに庭園は中根金作氏の作庭による枯山水庭園で他に類を見ない広大さで、無明院から庭に向かって右側より、「無明の庭」「阿弥陀三尊の庭」「羅漢の庭」と呼ばれる。境内全体が参詣者にとっての自己の研鑽と心の安らぎの場であり、開基の悲願の結晶とも言えるものである。また、開基を偲ぶ墓碑が本堂正面の小高い場所に建てられており、ここに集う人々をいつまでも見守り続けている。
(本寺公式ウェブサイトより)

                  

神勝寺の本堂となる無明院には、足立美術館(島根県安来市)の庭園を作庭したことで知られる作庭家・中根金作(なかね きんさく)による3つの枯山水と露地がある。本堂からみて右庭が「無明の庭」。主体となる7石は3・3・1で組んでいる。説明によると無明という迷いや煩悩から離れるため、衆生(しゅじょう)が懸命に修行している姿を表した庭とのこと。衆生:生命あるものすべて
「無明の庭」の右側には、枯山水に時折みられる盛砂。これは厄除けや場の浄化としの風習である「盛り塩」と同じ意味を表す。
(「庭園ガイドby 繩手真人」ウェブサイトより)

                 

本堂からみて左庭には「阿弥陀三尊の庭」がある。サツキの刈込みと石で3つの島を構成している。中央の島にあるひときわ大きな立石が中尊石だろうか。
(「庭園ガイドby 繩手真人」ウェブサイトより)

             

更に左手には「羅漢の庭」がある。修行する者が理想とする羅漢が懸命に修行する様子であり、石と刈込みが曲線を描くように連なっている。
(「庭園ガイドby 繩手真人」ウェブサイトより)

               

その奥には蓬莱庭園らしき造りになっている。左手が亀島で、右手が鶴島となり、奥の築山が蓬莱山となるのだろう。亀島を別角度から眺める。奥の鶴島には、松ではなくモミジが植樹されている。枯滝石組。滝上部の中央には蓬莱石とも考えられる立石を据えている。
(「庭園ガイドby 繩手真人」ウェブサイトより)

           

荘厳堂(しょうごんどう)/百隠コレクションについて
神勝寺が所蔵する禅画・墨跡の中核を成すのが、およそ200点という国内有の規模を誇る、白隠のコレクションです。水墨に着彩、お馴染みの達磨や観音をはじめ、ユーモァの効いた賛や黒々とした文字が観る者に迫ってくるような一行書など、多彩な表現を網羅。さらにその中心的な活動期である60代~80代にわたる作品の数々によって、白隠の魅力を余すところなく味わっていただけます。これらのコレクションは随時展示替えを行いながら、常設展示館「荘厳堂」にて、年間を通じてご紹介していきます。壮麗な建物や金銀ではなく、仏国土は菩薩によって荘厳される。そう喝破した白隠の言葉にちなんで名づけられた場での鑑賞体験は、観る者の菩提心を揺り動かすものとなるはずです。
(本寺パンフレット)

                             

無明院正面の石段を下りる。

      

鐘楼門
昭和40年(1965)創建当時の神勝寺の本堂であった旧西念坊の地にあった山門を、平成になりこの地に移築再建した鐘楼門である。無明院へと向かう長い階段を前にしたこの地に建つ山門は、楼上の鐘を撞きその鐘声を耳にするとで、参詣者に心の安らぎと心地よい緊張感を与える。是非とも一打合掌の心で静かに撞いて頂きたい。
この鐘楼門には扉が無く、これは一切衆生が仏門に入る事を拒まない仏の大慈悲心を表すものである。
(本寺公式ウェブサイト)

       

心字池沿いに戻り、西の山畔を上る。

     

多宝塔
鎌倉時代初期の名作、滋賀県大津市石山寺の国宝 多宝塔を模して建立された。均整のとれた姿は優美であり、屋根から天に向かって建つ相輪は特にこの塔の為に設計されており、その天蓋の風鐸が絶えず妙音が奏でている。
(本寺公式ウェブサイト)

      

洗庭
総門の傍ら、石のランドスケープの上に、伝統建築に多用されてきたこけら葺きの技法により、建物全体を木材で柔らかく包んだ舟型の建物が、あたかも浮かぶように建っています。建物の中へ入ると、目の前に広がるのは静かにさざ波の寄せる水辺。濃密な闇の中で、水、波、そこに射すかすかな光を知覚する全感覚的な体験ができます。禅の教えに従い、その核心へ近づこうとする道程で経験することを、現代美術の思考、手法で解釈/表現した、名和晃平によるインスタレーション作品で、設計は名和晃平/SANDWICHが担当しました。多様な角度から禅宗を感じ、理解する、その豊かな体験を味わってください。
(本寺パンフレット)

                

そしてその前に広がる庭園。ランドスケープ監修は西畠清順(そら植物園)、作庭を手がけられているのは“賞心庭”と同じく中根庭園研究所・中根史郎。建造物を取り囲むぐり石が“船を囲む大海”を表現しているとしたら、築山泉水式庭園はあの世でしょうか。山の中から流れ込む小川を眺め見る場所にある、ストライプが描かれた自然石がSANDWICHの作品らしさを感じる。
(おにわさん)

                  

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