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兵庫県尼崎市 貴布禰神社

Kifunejinja, Amagasaki city, Hyogo

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August 2,2019 大野木康夫 source movie

貴布禰神社夏季大祭

Summer Festival of Kifunejinja, Amagasaki city, Hyogo

尼崎の貴布禰神社の夏季大祭は8月1日から2日間行われます。

貴布禰神社の氏地はかつては川や運河が多く、神輿を船に乗せて巡行する川渡御が行われていたそうですが、江戸時代からだんじりや船だんじりが参加するようになりました。

しかし、太平洋戦争で一面の焼け野原となった後、川渡御や船だんじりは行われなくなり、だんじりだけが残ったそうです。

2日目に行われる山合わせは、昭和に入ってから行われるようになったようで、昭和30年代に一旦中断しますが、昭和47年から今の形の山合わせで行われるようになりました。

山合わせに参加するだんじりは、中在家、北出(北出屋敷)、西櫻木、東櫻木、新三和、西町(西本町)、御園町、南出(南出屋敷)の8町で、2組に分かれて総当たりの16回戦が行われる予定でした。

山合わせは、だんじりの4つのコマ(車輪に相当する)のうち後ろの2つだけで立ち上がり、前に2本突き出した肩背(かたせ)という太い棒を相手の上に乗せた方が勝ちというルールになっています。

各組合せは15分の制限時間内に何回も山合わせを行います。

山合わせは西本町の貴布禰神社西側の道路で行われます。

警察官が多数警備を行います。

    

午後5時15分頃からだんじりが順番に西側道路にやってきました。

中在家

    

西櫻木

         

南出

  

新三和

     

北出

    

西町

  

北側の後ろ2台(東櫻木、御園町)は撮影できませんでした。

 

来賓や役員の挨拶、手打ちの後、北出と西櫻木の1回戦が始まります。

始まる前に手打ちをして、山合わせをするようです。

   

山合わせ1回戦 北出と西櫻木 

かつては大屋根にも人が乗っていたそうですが、事故があって今は乗っていません。

だんじりに乗るのは責任者、梃子持ち4人、囃子の2〜3名、ウシロの重しの数人で、危険なだんじり前部にいる棒鼻(制御役)、マエ・中棒(上げ下げの実働部隊)も含め、経験を積んだ30代以上の人が務めるようです。

若手はだんじり後部のウシロで重しとなり、山合わせの際には綱を引いて競り合います。

全体で30人くらいで動かします。

                                

2回戦 中在家と御園町

                                      

3回戦 新三和と西町

3回戦の3回目の山合わせで新三和のだんじりが横転し、下敷きとなった方が亡くなられる事故が起きました。

2回目までの山合わせの様子

                

事故により、山合わせは中止となりました。

各町のだんじりは提灯を消して、町内に戻って行きました。

      

参考資料 尼崎南部再生研究室(あまけん)発行情報誌「南部再生」


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