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神戸市北区 有馬 極楽寺

Arima Gokurakuji

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Apr.2010 撮影:中山辰夫

神戸市北区有馬町1642

浄土宗 ご本尊:阿弥陀如来坐像

温泉寺・念仏寺に隣接している極楽寺は、593年に聖徳太子によって創建された浄土宗の寺。

1773年、大火で焼失したが、9年後に再建されたのが現在の建物である。

古い歴史のある寺で、かつては念仏の大道場として栄えたと言われている。

寺宝の厨子は、徳川五代将軍綱吉の母である桂昌院の寄進とされており、火除観世音菩薩や法然上人ゆかりの橋杭地蔵尊なども宝物とされている。

1995年の阪神淡路大震災で損壊した庫裏(くり:寺の調理場)の修理中に、安土桃山時代の遺跡が発掘され、秀吉が造らせたと伝えられていた「湯山御殿」 の浴室や庭園の跡であると確認された。

秀吉が入湯したという岩風呂の遺構は圧巻。有馬の歴史も学べる。

湯殿の存在は昔から言い伝えられていたが、古文書や絵図面などの文献資料はなかった。

庫裏の下から400年の時を経て、数々の遺構や出土品が出てきたため、言い伝えが正しかったことが判明し、1997年に神戸市指定文化財の史跡に指定された。

さらに、1999年、これらの遺跡と出土した瓦や茶器などを保存・公開するとともに、秀吉が愛した有馬温泉の歴史と文化を紹介するため、この御殿跡に「太閤の湯殿館」がオープンした。

館内には、蒸し風呂と岩風呂の遺構を展示してある他、焼き物や瓦などの出土品、復元した龍の飾り瓦、さらには秀吉と有馬温泉の深い関わりを示す資料などが展示されている。

内装には、安土桃山時代の「ふすま絵」や「飾り欄間(らんま)」のレプリカが取り入れられ、太閤秀吉の “夢の跡” を現代に再現している。

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