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兵庫県姫路市 姫路城西御屋敷跡庭園「好古園」

(Kokoen Garden, Himeji City, Hyogo Pref.)

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 General
 
新しいが落ち着いた庭園群
 Nature
 
池泉回遊式日本庭園
 Water    
 Flower
 
今回は梅花展 
 Culture
 
 
 Facility
 
 Food
 
レストラン活水軒、茶室双樹庵


December 3, 2023 野崎順次 source movie

紅葉の盛りは過ぎたが、カメラを通すとまだまだ見れる。

                     



November 20, 2022 野崎順次 source movie

兵庫県姫路市本町68番地
姫路城西御屋敷跡庭園 好古園


パンフレットと現地説明板
   


最近、関西では、ここの紅葉がすごいと大評判で、来てみたら、入場券を買うのに長い行列ができていた。20分待ちくらいかな。天気は曇り。
    


出入口から北へ直進すると、正面に築地塀と武家門がある。]
    


② 活水軒 (レストラン)へ
         


① 御屋敷の庭
姫路藩主の下屋敷があったこの庭は、姫山原始林を借景とした池泉回遊式庭園で、本園最大の庭である。南側の大滝は深山幽谷の流れの趣にあふれる。
    

①  瀬戸内海をイメージした大池は、紅葉がほぼ盛りだった。。
          

①  御屋敷の庭をさらにめぐる。
    


⑤ 苗の庭
       


⑥ 茶の庭、⑦茶室「双樹庵」はあいにく満員で入れなかった。
  


⑧ 流れの平庭
                  



⑨ 夏木の庭
             


⑩ 松の庭
       


⑪ 花の庭
          

⑫ 築山池泉の庭、モミジやクロマツなどが映える典型的な日本庭園。
             


⑬ 竹の庭
        


⑫ 再び、築山池泉の庭
                       


出入口に戻る。行列が少し短くなっていた。
      


小溝筋のかっぱ亭で、黒おでんと灘菊
 


参考資料
好古園公式ウェブサイトで
好古園パンフレット


Oct.19,2022 川村由幸

                                                  


July 24, 2022 野崎順次 source movie

「好古園」は姫路城西御屋敷跡に、市制百周年を記念して建設された約3.5haの日本庭園で、文化財の保全と活用を兼ねた新しい文化の場として平成四年の春に開園された。
西御屋敷跡は姫路城中曲輪の西部に位置し、中濠、南勢隠門、市の橋門の三方に囲まれている。ここに西御屋敷が造営されたのは、元和四年(1618))本多忠政時代といわれ、絵図面によると江戸時代後期まで存続していたと考えられる。
発掘調査の結果、酒井家時代の「姫路侍屋敷図」(文化十三年以前に作成)に記された通路や屋敷の境界が、ほぼ絵図面通り検出されたという。
昭和六十年以来七回の発掘調査で、井戸、池、通路などが検出された。これら発掘調査の成果を活用して、西御屋敷、武家屋敷跡、通路等の地割をそのまま生かして整備された。京都大学の中村一教授(当時)の設計監修による九庭の庭園群で構成されている。
「好古園」という呼称は、江戸時代の最後の姫路藩主酒井氏が、元禄五年(1692)に全国で六番目の藩校として創立した「好古堂」が、この庭園の入口付近にあったことに由来して名付けられたものである。
庭園構成と特徴
発掘調査で確認された西御屋敷跡、武家屋敷跡、通路などの地割が生かされ、御屋敷の庭など九つの庭園で構成されており、それぞれ独立しながら、全体が回遊できるようになっている。武家屋敷の地割に合わせて造られた築地塀は、延長1.2㎞にもおよび、白漆喰仕上げ、中漆喰仕上げなどが各屋敷ごとに使い分けられている。腰石積みは、生野産の石材を野面積みの空積みをイメージして積み、園路は土舗装で、かつての土道が再現された
(西桂「兵庫県の日本庭園 」2004年11月25日神戸新聞総合出版センターより)

姫路駅からのアプローチ
            


パンフレットと現地説明板
    


出入口から北へ直進すると、正面に築地塀と武家門がある。
                    

活水軒 (レストラン)へ
           


渡り廊下
「唐傘割工法」による中央の曲線は庭園のシンボルである。この廊下を歩くとき、太鼓に似た音の余韻と左右の眺めが印象的である。
     


御屋敷の庭
姫路藩主の下屋敷があったこの庭は、姫山原始林を借景とした池泉回遊式庭園で、本園最大の庭である。南側の大滝は深山幽谷の流れの趣にあふれ、瀬戸内海をイメージした大池には錦鯉が彩りを添えている。
                     


潮音斎
中秋の名月を愛でるのに最良の方向に向けて建ててあります。観庭台から姫山原始林を借景にした雄滝と大池の眺めは壮観です。
          


御屋敷の庭の大池
                          


対岸から見た潮音斎
     


御屋敷の庭をさらにめぐる。
                   


苗の庭、江戸時代に栽培された園芸植物を育成する庭園
                               


茶の庭
茶室「双樹庵」を中心に、玄関前の庭、広間の庭、小間の庭に、飛び石、蹲踞、灯籠、腰掛け待合などが配置されているが、あいにく、芝生養生のため、奥には入れない。
          

流れの平庭、水の流れもゆったりとした岸辺に四阿「流翠亭」が建つ、明るく伸びやかな庭園
                         

夏木の庭
夏木(落葉樹)ばかりを配し、新緑から紅葉まで季節感あふれる庭園で四阿「鷺望亭」から姫路城天守閣を望める。
                      


松の庭、瀬戸内地方のアカマツ林をイメージした庭園
                         


遺構遺跡資料室
整備に先立つ7次にわたる発掘調査で、元和4年(1618)に本多忠政が造営した西御屋敷や武家屋敷、通路跡等の遺構が確認され、これは酒井家時代の「姫路侍屋敷図」に記されたものとほぼ合致している。
            


花の庭、江戸時代に親しまれた山野草が植栽された庭園で、四阿は「花笠亭」
                 


築山池泉の庭、モミジやクロマツなどが映える典型的な日本庭園。池の北側に亀を、南側には鶴をイメージした岩島を配し、池上にせりだした茅葺四阿「臨泉亭」が風情を漂わせている。
                                              


竹の庭、十五種類の竹類を植栽した庭園で中央に八角の和傘をイメージした四阿「聞竹亭」を配している。
                                


参考資料
好古園公式ウェブサイト
好古園パンフレット


March 8, 2015 野崎順次 source movie

姫路市本町68(姫路城西隣)

発掘調査で確認された武家屋敷跡などの遺構を活かして、市制100周年を記念して、平成4年に造営された池泉回遊式の日本庭園です。

姫路城の南西に位置し、城を借景に造られた庭園の面積は約1万坪(3.5ha)。滝や池のある「御屋敷の庭」や本格的数奇屋建築の茶室、双樹庵のある「茶の庭」など9つの庭園群で構成。江戸時代をしのばせる築地塀や屋敷門・長屋門、渡り廊下で結ばれた活水軒と潮音斎のたたずまいが特別史跡地にふさわしい歴史的景観を創り出し、時代劇や大河ドラマのロケ地としても使われています。

(姫路市ホームページより)

3月8日まで「梅花展」開催中で、様々な品種の梅の盆栽や、深紅や白など色とりどりの梅が園内各所で観賞できる。

パンフレットと現地説明板

   

出入口あたり

      

活水軒から渡り廊下を通って潮音斎

                                   

御屋敷の庭

                

苗の庭

    

それから

              

双樹庵と茶の庭

     

流れの平庭から夏木の庭

                       

松の庭

     

花の庭

       

築地池泉の庭

            

竹の庭

      


May 2009 瀧山幸伸 source movie

好古園

Koukoen

  

                                                        

                                                 

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