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兵庫県豊岡市 日出神社

Hiidejinja, Toyooka city, Hyogo

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豊岡市但東町畑山329 日出神社本殿 重文 近世以前/神社 室町後期 室町後期 三間社流造、こけら葺 棟札2枚 19700617


October 8,2018 大野木康夫 source movie

境内

      

池のバイカモ

   

本殿(重要文化財)

                       

細部

                     


July 19,2015 瀧山幸伸 source movie

                                                            


June 2011 大野木康夫 source movie

所在地 兵庫県豊岡市但東町畑山329

2011.6.5撮影

日出神社は但馬神話で出石を中心とする但馬地方を治めた天日槍の四世「多遅摩比多訶」を祭神とする。

神社の創立は明らかでないが、延喜式に但馬国出石郡の小社と記された式内社である。

(現地案内板より)

日出神社は豊岡市の旧但東町北東部の畑山にあります。

道路脇の広場に、少し社叢と鳥居、本殿などがぽつんと建っています。

      

本殿(重要文化財)

室町時代後期の建築

三間社流造、こけら葺

本殿の建築は三間社流造という。

建物は構造上円柱で囲んだ区画を身舎といい、その全面を庇という。

身舎は内・外陣に区画されており、外陣正面開放、内陣正面は幣軸構で板扉を建てている。

庇は一面の浜床で正面の柱間は身舎同様に開放で、建物の両側面および背面は板壁、正・側面の三方には縁がある。

構造からみると浜床が見世棚造風であり、身舎正面の柱間が開放であることなどは、この建物特有の形式として稀少価値がある。

柱上の組物は身舎が舟肘木で妻組も豕叉首の簡素なものであり、庇は出三つ斗に手挟を組み、中備には蟇股を置き、これらの彫刻に室町時代末期の特色を見ることができる。

軒廻りは二軒で本繁垂木、破風板の曲線は桁の辺りで折れたような強い曲率を描いて形式の古さを表しているが、妻飾りの猪目懸魚は輪郭に火焔形の尖頭を付けた珍しい意匠である。

屋根はこけら葺で箱棟の鬼板は江戸時代中期の修理の際のものであるが、この鬼板が取り付けられる以前の本殿屋根は野地の納まりなどから推測して茅葺であったかも知れない。

(現地案内板より)

こじんまりとした三間社で、素朴な風合いを残しています。

                     

恒良親王旧跡碑がありました。

 

京都に帰るには、岩屋峠を越えて与謝野町(旧野田川町)に出ます。

但東町内の広告(自動車教習所やディーラー等)も、宮津や峰山のものが多いです。

 

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