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石川県金沢市 寺町台
Teramachidai,Kanazawa city,Ishikawa

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Nov.2,2017 瀧山幸伸 source movie

寺町台寺院群 

重要伝統的建造物群保存地区

金沢市は石川県中部に位置し、市街地は小立野(こだつの)台(だい)の丘陵先端に築かれた金沢城を中心に広がる。金沢市は、現在の城の位置に一向宗の金沢御堂(みどう)が築かれたことを起源とし、前田利家の入城後、慶長期に城下町の骨格が定められたが、寛永期の大火を契機に再編された。  
城下町の建設に伴い、城下の寺院の結集が進められ、卯(う)辰(たつ)山麓(さんろく)、小立野台、寺町台の三つの寺町が形成された。このうち寺町台は最多の寺院数を数えた。
寺町台は金沢城の南西、犀川を越えた高台に位置する。寺町台には、前田家墓所のある野田山にむかって直線的に東に延びる旧野田(のだ)道(みち)と、犀川大橋から旧野田道と交差し、南に延びる旧鶴来(つるぎ)道(みち)が通る。寺町台は、この旧野田道、旧鶴来道の二本の街路を軸として、それぞれの道沿いに寺院が集積するとともに、旧鶴来道沿いには寺社門前地に町家が連なる。これらの地割は17世紀後半には形成された。
保存地区は、東西約1,000メートル、南北約1,220メートル、面積約22.0ヘクタールの範囲で、52寺院が立地する。近世末からの地割をよく残し、寺院周辺の町家とともにまとまりある町並みを形成している。
旧野田道沿いの旧野田寺町は、直線上に寺院の土塀が道沿いに連なり、寺町として特徴的な景観を形成する。一方、旧鶴来道沿いの旧泉寺町は、寺社門前地に形成された町家が通りに面して連なる。このように、二つの異なる景観をみせることが地区の特徴となっている。寺院境内に残る本堂は、切妻造が多く、江戸時代のものが密度高く残る。寺社門前地の町家の主屋は、二階建、真壁造、切妻造平入、桟瓦葺が基本で、平屋建もある。
金沢市寺町台伝統的建造物群保存地区は、近世に形成された寺町の地割がよく旧態を保持している。旧野田道、旧鶴来道という二本の街路に沿って寺院が集積し、寺町としての特徴を示すとともに、旧鶴来道沿いには、寺社門前地に形成された町家が連なり、寺町台一帯に形成された歴史的風致を今日に良く伝え、我が国にとって価値が高い。
(文化財データベース)

南側 龍徳寺付近から犀川大橋へ歩く

                                                                                                                                                                                                               



May 31,2014 瀧山幸伸

           



June 2010 柚原君子


寺町

                              



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