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高松 石清尾山古墳群
(Iwaseoyama Tumulus Cluster, Takamatsu, Kagawa)

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香川県高松市
国指定史跡 石清尾山古墳群

撮影/文:野崎順次

撮影日: 2010年5月4日

石清尾山古墳群には、4世紀から7世紀にかけてつくられた200基余りの古墳がある。
これらは、墳丘を土で築いた盛土墳と、石で築いた積石塚とに分けられる。
中でも、積石塚は4〜5世紀にかけてつくられたもので全国的に珍しく、形も特異な双方中円墳をはじめ前方後円墳などと多様で貴重な文化財として著名である。

案内板と高松市街から見上げた石清尾山。山の上には峰山公園とそれを取り巻く住宅地がある。


@ 猫塚古墳: 
全長96mの双方中円墳。鏡等多量の副葬品が出土した大盗掘により破壊。東南から中円部に登り、大破壊部を見下ろしてから、北東方部に降り、北側を廻って西南方部に行った。

A 姫塚古墳:
全長43mの前方後円墳。前方部が向く西が低いため、より多く石を積み外形を調整。後円部の上から前方部に廻った。数十kg以上の石がかなりあり、高度の土木技術がうかがわれる。

B 小塚古墳:
全長17mの前方後円墳。最も小型の前方後円墳で、尾根道が墳丘上を通っているため、荒廃。南から北へ通った。

C 石船塚古墳:
全長57mの前方後円墳。前方部が細長く伸びた、柄鏡式の前方後円墳。割竹式石棺をもつ。北(前方)から登り、南側後円部頂部の石棺を見て南に降りた。再び、西側の裾に戻り、明白なくびれ部を観察。1500年以上前に積まれた前方後円型がよく残っている。

D 鏡塚古墳:
全長70mの双方中円墳。猫塚古墳とともに、全国的にも稀な墳形をとる。尾根最高所に立地。南から北へ通る。中円部に山の最高所を示す赤い標識がある。

E 北大塚古墳:
全長40mの前方後円墳。隣接した北大塚東・西の小型古墳を従える。前者は群中唯一の方墳。西から東へと見て行った。100sを超えるような大石もある。

撮影とは順不同だが、最初に見た盛土墳2基に戻る。

F 石清尾山2号墳:
径10mの盛土墳。近隣の3号墳とともに、横穴式石室墳。比較的保存状態良好。

アスレチック公園に向う。

G 石清尾山13号墳: 
径9mの盛土墳。横穴式石室の天井石が取り除かれています。須恵器等が出土。

栗林公園北口方面に山を下った。高松の沖合に女木島(鬼ヶ島)が見える。栗林公園の近くで食べた野菜天うどんはすこぶる美味。もちもちうどんもさることながら、ダシが非常に上品なうす味だった。

参考引用資料
高松市公式ホームページ
高松教育委員会資料

 




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