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京都 細見美術館
Kyoto Hosomi Museum


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Feb.2010 撮影:中山辰夫

京都市左京区岡崎最勝寺6−3

岡崎通りに並ぶ桜の木々にはまだ動きがなく、辺りを薄黒くさえしている感じである。でももうすぐに美景を呈してくれる。
細見美術館の館内は細長く町屋を思わせる佇まいで、通路を挟んで両側に展示品が並ぶ。
地下二階から地上二階まで吹き抜けになっている。各展示室へは一旦舘外に出て階段を利用して廻る。
建屋の壁色は淡色で落ち着きがあり、表面仕上げがザラザラなのも素朴で、感触がいい。
階下のオープンスペースでの一息がたまらない。

大阪の実業家、故細見良(初代古香庵)にはじまる細見家三代の蒐集をもとに平成10年3月、京都の文化ゾーン岡崎に開館した。
コレクションは日本の美術・工芸の殆んどすべての分野、時代を網羅し、なかでも平安・鎌倉時代の仏教・神道美術、室町の水墨 根来や茶の湯釜、桃山の茶陶や七宝工芸、そして琳派や若沖など江戸時代の絵画に優品が多く、いずれの分野でも内外屈指のコレ
クションとして知られている。
美術館では、これらを中心に年間にわたり数回の企画展を開催、セミナールやレクチャーなどにより伝統文化の普及につとめている。
(細見美術館HPより)

重文の美術品を30点以上所有している。
その一例が“春日神鹿御正体”である。《絵葉書より》
春日大社の神は、常陸の鹿島から鹿に乗って飛んできたとされている。この金色の鹿は、その伝説を立体で表した作品。
背中に立つ榊には鏡がかけられ、春日の神々の正体とされる五体の仏が刻まれている。神仏習合の思想を象徴的に物語る記念碑的な作品とされる。

必見の作品として
【金銅春日神鹿御正体】・【雪中雄鳥図】・【伊勢物語図色紙「大淀」】・【豊公吉野花見図屏風】・【芦屋霰地楓鹿図真形釜】
 【柳図香包】・【貫之集断簡「石山切」・【普賢菩薩像】などが揚げられる。

館内は地下二階から地上三階まで大きく吹きぬけている。
美術館以外に、ミュージアムショップと軽食可能なカフェテラスが併設されている。

訪れた日は、”雅の意匠“かぐやの婚礼調度と雛道具の春季特別展が開催されていた。



蒔絵の漆器
古来より我々の暮らしに関わってきた漆器、中でも蒔絵の調度は華やかな中に豊かな表現性と実用性を兼ね備えた道具とされてきました。
その蒔絵の下絵の特別展示を見に老舗のギャラリーに行き、関連を展示している細見美術館へ行きました。
さらに、目的でもあった京都国立博物館で開催中のハプスブルグ展を見ました。
その最初のコーナーに、明治天皇から皇帝フランツ・ヨーゼフ1世に贈られた画帖と蒔絵棚があって、偶然の一致にビックリしました。
明治2年(1869)に贈呈された、140年ぶりの里帰りで、一般公開は今回初めてとのことです。







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