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京都府京都市東山区 新日吉神宮

Imahiejingu,Higashiyamaku,Kyoto city,Kyoto

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Aug.22, 2014 中山辰夫

新日吉神宮神社(いまひえじんぐう)

京都市東山区妙法院前側通

主祭神:大山咋命 大己貴命 玉依比売命 大山咋命荒魂 田心比売命 菊理比売命 玉依比売命荒魂 後白河天皇

歴史

社伝によれば、1160(永暦元)年後白河上皇の命により、院の御所(法住寺殿)の鎮守社として、現在より南に創建されたと伝えられる。

その後、社地を転々とし、現在の社地となったのは、豊国廟が再興された1897年(明治30)年になってからである。

1958年(昭和33)年、後白河天皇を増祀し、翌1959年(昭和34)年に神社名を現在の新日吉神宮と改めた。

東山七条の智積院と妙法院の間の豊国廟御参道、通称「女坂」と呼ばれる京都女子学園へと続く坂道の途中にある。

その先の阿弥陀ヶ峰の頂上には豊臣秀吉のお墓「豊国廟」がある。

楼門

拝殿

狛猿

阿吽像である。右−阿像 御幣をもつ。 左−吽像 烏帽子をつける。

幣殿〜本殿

1835(天保6)年の改造で、流造りである。

神猿

本殿向拝柱上方、本殿前に安置する。御猿は大神の使者で、御幣・美鈴を捧げて悪気を祓い、すべての災厄を退け、幸福を授けるという不思議な働きをされると言われる。境内からは見づらく望遠鏡が必要である。白紙が貼ってある柱の上方にある。

意匠

境内社

豊国神社(樹下神社)と秋葉神社(愛宕社)

飛梅天満宮

後白河天皇が道真の飛梅の霊を祀った。

飛梅は、大宰府へ左遷された際に菅公を慕って一夜のうちに京から空を駆けてきたという伝承をもつ大宰府天満宮のご神木で、千年以上の時を経た今も毎年その清香の華を咲かせる。その梅の木が株分けされ各地に育つ。

 

スダジイ

京都市指定保存種 幹周4m以上 江戸時代以前より現存していた。

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