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京都府京都市東山区 今熊野観音寺
Imakumano Kannonji,Higashiyamaku,Kyoto city,Kyoto

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Apr.3,2016  中山辰夫

観音寺は、初め東山観音寺と称したが、後白河上皇が1160(永暦元)年、新熊野社を勧請創建された時から今熊野観音寺と称した。
寺伝で弘法大師の作といわれる本尊十一面観音像は、脇士不動明王、毘沙門天像とともに篤い信仰をあつめ、参詣者は絶えることがない。


Feb.2012 中山辰夫

撮影:2011年12月19日

宗派:真言宗 本尊:十一面観世音菩薩

泉涌(せんにゅう)寺の塔頭で、正しくは新那智山今熊野観音寺。
西国33箇所観音霊場第15番目の札所。
弘法大師が熊野権現の化身から観音霊地の霊示を受け、観音像を刻んで本尊とし草堂に安置したのが
始まりとされる。
後白河法皇が霊験により持病の頭痛が治癒し治癒したので、本寺に「新那智山・今熊野」の名称を与え
以来、頭痛中風、厄除の観音として繁栄してきた。
伽藍は応仁の兵火で焼失したが、その後、復興されて現在に至っている。
本堂には空海作と伝える十一面観音像を安置する。
寺域は幽静で、郭公(かっこう)鳥の名所として名高く、本堂背後の墓地には慈円僧正・藤原忠通・同長家の墓
と称せられる見事な石造宝塔3基がある。

境内全体

開創以来千二百年近くにわたって数々の歴史を秘めて並び立つ諸堂。
境内は四季、山の緑が美しく、梅・桜・モミジが見事である。

泉涌寺から約10分で歩くと、今熊野観音寺への入口となる朱色の鳥居橋付近に着く。

境内までの参道はモミジの絶好の場。モミジのシーズンは終わっていたが、まだまだ十分に楽しませてくれた。

境内

本堂

空海が熊野権現と尾出会いになった最も神聖なる場所とされる。正徳2年(1712)、宗恕祖元律師によって建立された。


秘仏:本尊十一面観世音菩薩の胎内仏の十一面観世音菩薩≪身丈・一寸八分≫が祀られている。
脇仏は智証大師円珍作と伝えられる不動明王と、運慶作と伝えられる毘沙門天である。
ほかに、本堂には京都七福神の祭祀として恵比寿神をお祀りしている。

大師堂

弘法大師をお祀りしている。

近辺のモミジも美しい

医聖堂

祠が立ち並ぶ小道を登る。

本堂東側の山上にひときわ高くそびえ立つ平安様式の多宝塔。
堂内には医界に貢献された多くの方々ご祭祀されている。境内には≪武見太郎≫の像も立っている。

鐘楼

休憩所から見るモミジも見ごたえがあるようだ。

藤原三代の供養塔

境内北側の山裾に建つ。
藤原忠通、苦情兼実、慈円僧正の供養塔

ご本尊御前立

行法大師作と伝えられる十一面観世音菩薩≪身丈:一尺八寸≫は秘仏とされ、直接拝むことは出来ない。
その代わりに同じお姿をされた御前立さまが本堂に立たれている。



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