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京都府京都市東山区 戒光寺

(Kaikoji Temple, Higashiyamaku, Kyoto)

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Nov.21,2022 柚原君子

「戒光寺」
「泉涌寺」の塔頭である戒光寺の本堂には、後水尾天皇を生涯守った由緒から、5,4メートルもある木造の釈迦如来様が堂々とお立ちです。重要文化財です。「丈六さん」と親しまれているそうです(丈六釈迦如来像)。
戒光寺は2021年の夏豪雨で本堂裏屋根が崩落して改築中で、屋根から降ろされた歴史有る鬼瓦が本堂脇に展示されていました。実にたくさんの趣。鬼瓦でもいろいろな顔があり、間近で見られるのは珍しいので、見入ってしまいました。
雷神の鬼瓦は雷除けで、戒光寺にしかない貴重なものだそうです。尖った鼻と額には山伏のつける6角形の頭巾(トキン)をつけたカラス天狗の鬼瓦なども展示されていました。カラス天狗の鬼瓦は屋根の配置上、下からは見られないとのこと。
鬼だけではないさまざまな瓦に堪能しました。

 

                     

 

 


Feb.2013 野崎順次 source movie

東山区泉涌寺山内町29

真言宗御寺泉湧寺塔頭

戒光寺

(Kaikoji Temple, Higashiyamaku, Kyoto City, Kyoto Pref.)

撮影日: Feburuary 10, 2013

平安末期安貞二年(1228)、宋より帰朝した曇照が八条大宮に創建。応仁の乱で焼け、一条戻橋、さらに現在地へと移った。泉山七福神巡りの一つ弁財天像は最澄作とされ、融通尊で、いかなる願いも必ず成就させるという。後堀川天皇勅願寺、後水尾天皇守護本尊。

国重文 釈迦如来立像

本尊は身の丈5.4メートル、光背と台座を含め約10メートルの釈迦如来像。実際は一丈八尺だが、昔は大きな仏像を「丈六」と呼んだ。首から上の病や悪しきことの身代わりになって下さる身代わり釈迦と言われている。運慶・湛慶父子の作、寄木造り。

(京都観光NAVIより)

現地説明板

山門から境内

本堂

 


Aug.2010 野崎順次

京都府京都市東山区泉湧寺山内町

撮影日: 2010年8月29日

泉涌寺の塔頭寺院。戒光寺は、鎌倉時代安貞2年(1228)宋から帰朝した浄業曇照が大宮八条の東堀川の西に創建し、後堀河天皇の勅願所となった。その後一条戻り橋の東に移り、更に三条川東を経て、正保二年(1645)現地に移され再興された。本尊・釈迦如来立像(重文)は一丈六尺を越え(約5.4m)総高約10mの大像で、運慶湛慶父子の合作である。本像を始め光背・台座も同時代のもので、蒔絵彩色も良く残り、宋風の類稀な鎌倉時代彫像である。後陽成天皇皇后中和門院の御信仰、後水尾天皇の守護仏としても朝野の崇敬あつく、「身代わり丈六さん」の名で庶民の篤い信仰をうけている。開山曇照津師像(重文)は鎌倉期の祖師像。

 


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