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京都府京都市左京区 京都市動物園
Kyoto Municipal Zoo, Sakyoku, Kyoto city

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April,2011 撮影:大野木康夫 HD video

所在地 京都府京都市左京区岡崎法勝寺町126

京都市動物園は、明治36(1903)年、当時皇太子であった大正天皇のご成婚を紀念し、市民の寄付と同額の市費を持って創設されました。
近代的な動物園としては日本で2番目に古く、1番古い東京都恩賜上野動物園が、創立当初は皇室財産であったことから、公立の動物園としては1番古い動物園です。
設立の経緯から、創設以来「京都市紀念動物園」という名称でしたが、昭和39(1964)年、現在の名称に改称されました。
岡崎に立地するため、様々な建築法規上の規制を受け、再整備もままならない状態でしたが、平成22(2010)年から、新「京都市動物園構想」に基づくリニューアルが始まりました。
現存しているレトロな獣舎は再整備によりすべて一新されるため、今のうちに写真を撮っておこうと思い、訪れてみました。

正門から入ると大水禽舎があります。
京都市動物園は桜の木が多く植えられています。
桜の花の下でお弁当を食べている家族連れで賑わっていました。

キリン舎(木造モルタル造、昭和28(1953)年の建築)

多くのアミメキリンが繁殖し、日本中の動物園に行っています。

噴水池

京都市動物園の敷地は、地名でもわかるとおり、白河天皇が承保3(1076)年に建立した法勝寺の跡地です。噴水池からのぞく細長い切り石も、法勝寺の遺構ではないかと言われています。
噴水は、琵琶湖疏水の原水をひいたもので、自然流下の水圧で噴出しているものでした。

魚店橋

噴水池のほとりに、かつて西洞院通を流れていた西洞院川(市電敷設の際に暗渠化)にかかっていた魚店橋がかかっています。

カモシカ・シカ舎

桜の木が植えられ、満開でした。

猛獣舎

かつて朝鮮民主主義人民共和国の平壌中央動物園から、チョウセントラ(アムールトラ)を贈られた際に新築した獣舎です。

園内中央にある遊園地は、かつて日本で一番高い建物であった法勝寺の八角九重塔の跡であるとされています。
今でも、園内の通路から、平安時代の布目瓦の破片を掘り出すことができます。

サル島

京都市動物園では、サル山と呼ばずサル島と呼びます。
飼育されているのはアカゲザルです。

園内を気の向くまま撮ってみました。

カバ舎(木造モルタル造、昭和2(1927)年の建築)

当時の京都市営繕課の傾向で、武田五一風のスパニッシュスタイルに仕上がっています。

爬虫類館

夜行性獣もいます。

フクロウ舎

フクロウ舎は金網を望遠で飛ばしやすいのですが、うまくいきませんでした。

ゾウ舎(木造モルタル造、大正12(1923)年の建築)

カバ舎同様、スパニッシュスタイルです。
壁面のレリーフが凝っています。

3号茶店(食堂)

戦前の建築を修繕して使用しています。

園内東側、疏水沿いには休憩所が設けられ、家族連れが昼食を摂っていました。

クマ舎(昭和26(1951)年の建築)

印象的には一番老朽化している獣舎です。


 





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