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京都府宇治市 興聖寺
Koshoji,Uji city,Kyoto

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Nature
 
Water
 
Flower
 モミジ カエデ ツバキ サザンカ サツキ
Culture
 
Facility
 
Food
 

Dec.2011 中山辰夫


宇治市宇治山田27−1

宗派:曹洞宗永平寺派の修行道場
本尊:釈迦三尊像
開山:道元禅師 

京阪電車宇治駅から徒歩約10分の距離。JR宇治駅からは徒歩で約25分かかる。

宇治橋右岸を川上へ、宇治神社の鳥居前を通り過ぎ。宇治川水力発電所の放水路を越えて暫らく進む。

左側に石造りに表門(総門)がある。

この表門から約200mの参道は「琴坂」と呼ばれ、4月はヤマブキが咲き、11月はモミジのトンネルで、絶好のカメラスポットである。
脇を流れる谷川のせせらぎが、琴の音に似ていることから「琴坂」と称される

モミジのトンネルを通り過ぎると、竜宮造りの山門(楼門)。中国風の白い門である。この山門からの琴坂の眺めも素晴しい。

寺域はかなりの広さで、諸堂を囲む両翼の白壁が威厳を保つ。

興聖寺は曹洞宗のお寺。天福元年(1233)の開祖で、日本曹洞宗の最初の寺院で修行道場である。
江戸時代初期に、淀城主 永井尚政(ながいなおまさ)が菩提寺として復興した。

山門を過ぎると右側に、鐘楼・左側に衆寮の建物が建つ。 釣鐘は慶安4年(1651)建立。林道春自選自書の銘がある。
「興聖の晩鐘」として宇治十二景の一つ

正面には薬医門が建つ。 弘化3年(1846)改修 廊下で社殿が結ばれている。

向かって右の建屋は庫裏である。

薬医門をくぐると石組の庭園で、これは本堂の前庭となっていている。
前庭のツツジ・サツキも美しく、琴坂のモミジ・カエデと合わせて、宇治十二景の一つとされる。

本堂
朝日山を背景に建つ。慶安元年(1648)建立。伏見桃山城の遺構より建立。
血染の天井、鶯張りの縁

額は四条天皇勅額である。

血天井
慶長5年(1600)に、前哨戦となった伏見城の攻防戦で、豊臣軍の大軍に攻められ伏見城中で自刃した徳川軍の
鳥居元忠(とりいもとただ)ら約800人を供養するために、自刃した血痕が残る大広間の床板を天井にして祀られている
同じ血天井が、養源院・宝泉院・正伝寺・源光庵にも残る

僧堂と経堂
慶安元年(1648)建立 元禄15年(1702)改修

開山堂
寛延3年(1750)改修
永興詮慧和尚代になる祖像を安置

境内を取仕切る石敷の通路

大屋根が重なり合う寺観

モミジ




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