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長野県東御市 北国街道海野宿
Unno shuku,Tomi city,Nagano

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 General
 
宿場町の保存と活性化
 Nature
 
 
 Water
 
用水路
 Flower
 
 
 Culture
 
 
 Facility
 
 Food
 

Apr.13,2016 川村由幸

                                                



Jan.2015 野崎順次

撮影日: September 8, 2007

長野県東御市海野
海野宿
(Un-nojuku, Tomi City, Nagano Pref.)

海野宿の町並みは、江戸時代の旅籠屋造りや、茅葺き屋根の建物と、明治以降の堅牢な蚕室造りの建物とがよく調和して伝統的な家並みを形成しています。
道の中央を流れる用水、その両側に立ち並ぶ格子戸のはまった美しい家並みは、歴史のふる里をを想わせる静かなたたずまいを感じさせてくれます。
また、海野宿の産土神である白鳥境内の社そうは神社の歴史を物語り、中央にあるけやきの木は樹齢七百年を超えています。

(東御市観光協会−北国街道「海野宿」より)

ホテルの朝食バイキングをお代わりして、昼飯抜きの覚悟である。

  

アプローチ

  

白鳥神社のご神木など

     

海野宿

                                

帰途

        






Nov.2010 瀧山幸伸 HD video

A camera
                                                                    

B camera
                                                                       



June 2010 川村由幸 HD video

                                       


July 2004 瀧山幸伸 Preview video 500Kbps HD(1280x720) Video FAQ

 

 
元資料:国土地理院

 
資料:東部町誌

信州上田の近く、軽井沢や小諸からさほど遠くない海野宿には古い街並が良好に保存されている。
海野宿は寛永2年(1625)新潟に至る北国街道の宿場町として開設された。
北国街道は中山道と北陸道を結ぶ重要な街道で、佐渡の金を江戸に運んでいたほか、北陸諸大名の参勤交代はもちろん、善光寺への参詣客も多く通行していた。

約650mに及ぶ宿場の両端に枡形が設置され、街路中央には水路が流れる。
延享3年には、中央の用水両側に本陣、脇本陣、旅籠、伝馬屋敷など103軒の家が並び、人足役25軒と馬持役25軒が常備されていた。
現在でも95ほどの家屋があり、うち55棟は江戸時代のものだ。
切妻、平入りの建物群は整然とし、屋根の形式と高さが揃っている。
昔は板葺き石置き屋根であったが瓦葺きになったことが一番大きな違いだろうか。
建物壁面は、二階が一階よりも道路側に突き出ている「出桁(だしげた/でげた)造り」と呼ばれる形式で、家と家を隔てる「卯建(うだつ)」は、防火壁の役目を果たしていた。
漆喰と海野格子と呼ばれる格子のコントラストが映え、それらが構成する連続景観が美しい。
海野格子は、窓を上下に通した二本並びの格子の間に二本の装飾格子を持つ、美しいデザイン。
旅籠の飯盛り女が客を取っていた名残で、茶屋町のような風流な格子だ。

明治期に入り、宿場町としての機能は衰退し、替わって養蚕で栄えることとなる。
養蚕には、宿場時代の建物をそのまま利用し、屋根に養蚕に必要な息抜きを設置した。
そのため、江戸時代の街並がそのまま温存され、均質な街並景観が今に続いている。

この街の美しさは、建物高と道路幅とのバランスがとれていること、素材が均質であること、水路が潤いを与えていること、電柱や広告看板等が排除されていることに起因する。
海野宿は国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されたため、街並がよく整備されている。




 


切妻、平入りを主とした家の連続。街並のシルエットがスカイラインを切り取る、その連続線が揃っている。
  
 

道路中央の用水路をはさんで、片方が車道、片方が遊歩道となっているが、通過交通は頻繁ではないが騒々しい。
  
  
  

養蚕の息抜きが屋根に聳える
  

用水路に沿って柳と低木植栽が続く。この植栽が建物のモノトーン、直線道路の硬いイメージを緩和している。
  

  

願わくは、通過交通の排除を求めたい。
そうなればさらに落ち着いた街並になり、心穏やかな時間を過ごすことができるだろう。
 

宿場町を意識した照明灯
 

なまこ壁と黒塗り漆喰の土蔵。渋く美しい。
  

 

大型のかめ、壷、臼、鉢。街並に和風の味わいが増す。
  


路地は狭いが美しい。
 

宿場の中央、シンボリックな大石の上に鎮座する道祖神は宿場町の雰囲気にとって必須。
 

道路舗装が昔風の砂利敷きで心地良い
 

軒先にしつらえた手水鉢の修景
 

海野格子に木鼻が美しい。 和風の花が軒先を飾る。
 

洋風の花も美しいが、街並には派手すぎる。
  

古い建物を利用した和風の店が街並に調和する
 

うだつが連続する
  
  
 

植栽にリンゴの木が混じる。信州の旅の情緒が感じられる。
 

白鳥神社
宿場の東端に位置する。海野氏の氏神。
海野氏は、御牧と呼ばれた馬の放牧地であったこの地方を支配していた東信一の豪族。
  
  



湯の丸峠への道 多くの石仏が並ぶ
  


Nov. 2003 瀧山幸伸 Preview video 500Kbps High quality

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