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長崎県対馬市 お船江跡
Ofunae-ato, Tsushima city, Nagasaki pref.

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May 11,2013 田中康平

長崎県対馬市厳原町久田

県指定史跡

対馬藩の藩船が係留されていた人工の入江。厳原港の南側の久田川河口にあり、4基の突堤(とってい)と5つの船渠(せんきょ )が並んでいる。つまり大型の船を5隻格納できるようになっている。寛文3年(1663)に築造されており、俗に「お船屋」とも称した。満潮時には木造の大船が出入できる程の広さと深さがあり、干潮時には干上がるようにできている。その差およそ2メートルである。
 対馬藩の所有する船が、航海から帰って次の航海までの間、このお船江に入り船体を手入れした。陸上には船大工や水夫(かこ)たちの住居があった。築堤の石積みは当時のままで、正門・倉庫・休息の建物等の遺構も残っており、往時の壮大な規模をうかがうことができる。これらの遺構は、日朝外交史上大きな役割を果たした対馬藩の特徴の一つといえる。昭和44年県の史跡に指定されている。(九州国立博物館ホームページより)
対馬は鎖国中も対朝鮮との貿易が許されており港の設備は充実していた模様。しっかりとした埠頭跡が今も残っている。江戸時代の港湾施設遺跡としては国内随一の保存状況といわれる。


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