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明日香 牽牛子塚(けんごしづか)古墳
Kengoshizukakofun, Asuka, Nara

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Nov.2009 撮影/文 野崎順次

奈良県高市郡明日香村大字越
牽牛子塚(けんごしづか)古墳

牽牛子塚古墳は明日香村大字越に所在する終末期古墳で別名「御前塚」「あさがお塚古墳」と呼ばれています。
昭和53年には環境整備事業の一環として発掘調査が実施されています。

墳丘は対角長18.5m高さ約4mの八角形墳で版築によって築かれています。
埋葬施設は二上山の凝灰角礫岩の巨石を刳り貫いた横口式石槨で中央に間仕切り壁を有しています。
両側には長さ約2mの墓室があり、壁面には漆喰が塗布されています。
床面には長さ約1.95m、幅約80cmの棺台が削り出されています。
閉塞石については内扉と外扉の2石からなり、内扉は凝灰岩製で高さ約1.12m、厚さ約62cm、幅1.47mを測ります。
内扉の四隅には方形の孔が穿たれており、扉飾金具が装着されていたものと考えられます。
外扉については安山岩系の石材を用いており、幅2.69m、厚さ約63cm、高さ2.4mあり、現地で斜めに倒れた状態で残っています。
出土遺物については夾紵棺片や七宝亀甲形座金具、ガラス玉等があり、夾紵棺の一部や閉塞石の内扉は明日香村埋蔵文化財展示室で常設展示されています。
築造年代については出土遺物等から7世紀後半頃と考えられます。
被葬者については古墳の立地や歯牙等から斉明天皇と間人皇女の合葬墓と考える説が有力です。
(明日香村公式ホームページより引用)

アプローチ。近鉄飛鳥駅より西へ丘陵を越えて行きます。


山にさしかかる丘の上に墳丘があり、四方から見てみます。

横口式石槨の2室を鉄の扉越しにいろいろな角度から撮影しました。

すぐ隣に盛り土があり、何やら調査中らしく見えましたが、遺跡がどうかは分かりません。以前の遺跡分布図では何の記載もありませんでした。

 





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