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奈良県明日香村 橘寺

(Tachibanadera Temple, Asuka Village, Nara Pref.)

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Oct.16,2023 柚原君子

                                                              


December 11, 2016 野崎順次 source movie

今回は石造物を重点的に撮影した。

 

五重塔跡と心礎

白鳳初期に百二十数尺(約40m)の五重塔が建てられた。その心礎は実に優雅である。

      

三光石

聖徳太子勝鬘経ご講讃の時、日、月、星の光を放ったといういわれがあるが、飛鳥地方独特の鉢巻石の特に形状が特異な天然石と思われる。

       

二面石

人間の善悪両面、喜怒両面を表すとされているが、男女抱合の性的信仰の遺物らしい。猿石や石人男女像と共通する技法によるもので、七世紀の飛鳥地方だけの異質文化の所産らしい。仏像や埴輪とは無関係で日本人離れしている。

         

参考資料

現地説明版

「日本古代史の旅 6飛鳥 神秘の遺跡群」昭和49年10月30日 小学館


September 19, 2015 野崎順次 source movie

奈良県明日香村橘

仏頭山 橘寺

(Tachibanadera Temple, Asuka Village, Nara Pref.)

西北からのアプローチ、右側の古墳様の丘が仏頭山、現境内と仏頭山を含めて国指定史跡。

               

パンフレットと現地説明板

  

西門から境内へ

     

本堂(太子堂)

     

黒駒像

   

白い彼岸花が咲いていた。

    

二面石

       

蓮華塚

   

護摩堂

        

観音堂

                 

経堂

        

阿字池と三光石

            

五重塔心礎

     

境内その他

               

東門

    

橘寺から見た川原寺跡

 

帰りは再び西門から

      


Dec.2011野崎順次

撮影日: 1977年8月と10月(2011年にネガフィルムをデジタル化)34年前に謎の石像物に胸躍らせて明日香村を歩き回った。

     


Dec.2009 撮影/文:野崎順次

奈良県高市郡明日香村橘532

仏頭山 橘寺(たちばなでら)

(Tachibanadera Temple, Asuka, Nara)

聖徳太子創建七ヶ寺のひとつで、太子生誕の地と伝わる寺。

川原寺の向かいに位置し、日本書紀に「橘の尼寺」の記載がみられることから、当初は川原寺に対する尼寺だったと考えられている。

正式には仏頭山上宮皇院菩提寺(ぶっとうざんじょうぐうこういんぼだいじ)といい、もとは太子の父、用明天皇の別宮が営まれた地という。

橘寺の名は、垂仁天皇の命により不老不死の果物をとりにいった田道間守(たじまもり)が持ち帰った橘の実を植えたことに由来する。

八世紀の最盛期には六十あまりの堂宇が並んでいたというが、現在は江戸時代に再建された本堂や観音堂などの主要な伽藍が建つのみ。

寺宝は貞観時代の木造日羅(にちら)立像、室町時代の木造聖徳太子坐像(ともに重要化財)など。

(近鉄HP) 

入場券とパンフレット

   

西から西門に向う。北には川原寺跡が見える。

     

本堂(太子殿)

     

観音堂

    

また、本堂の脇には、飛鳥の謎の石のひとつに数えられる二面石がある。

この石に刻まれた左右ふたつの顔は、善と悪の顔をあらわしているといわれている。

  

塔心礎(花形)、往生院天井画、境内風景、そして最後が東門。

              

事務局用

 


Mar.2006 撮影:瀧山幸伸 source movie

           

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