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奈良県奈良市 海龍王寺
Kairyuoji,Nara City,Nara

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Feb 2015 大野木康夫

アプローチ
   

経蔵
    
    


西金堂
       

五重小塔
                             


June 2012 大野木康夫

所在地 奈良県奈良市法華寺北町897

海龍王寺は、元は飛鳥時代創建の寺院でしたが、天平年間に、玄昉を住持とし、平城宮の鬼門鎮護の寺として光明皇后により創建されました。
東大寺西大門勅額と並び、我が国最古級の広告物である寺門勅額(重要文化財)が残っています。

山門からのアプローチ

土塀、樹叢など、いい雰囲気の参道です。
   

経蔵(重要文化財)

正応元(1288)年の建築
桁行三間、梁間二間、一重、寄棟造、本瓦葺
(国指定文化財等データベースより)

境内の東側にひっそりと建っています。
  

本堂(奈良市指定文化財)
 

西金堂(重要文化財)

奈良時代の建築
桁行三間、梁間二間、一重、切妻造、本瓦葺
(国指定文化財等データベースより)

拝観入口の正面に建つ小ぶりの仏堂です。
創建当初から残る建物ですが、重文指定にとどまっているのは叡尊による鎌倉時代の大修理の影響かと思われます。
堂内に国宝五重小塔が安置されています。
    

五重小塔(国宝)

天平年間の建築
三間五重塔婆、本瓦形板葺
(国指定文化財等データベースより)

高さ4mほどの模型ですが、奈良時代の建築様式を伝える貴重な遺物として、「建造物」として国宝に指定されています。
奈良国立博物館の古写真では、元興寺五重小塔と並べて展示されていたようです。
創建当初から東金堂内に安置されていましたが、明治期に東金堂がなくなった後は、博物館展示を経て西金堂に安置されるようになったようです。


                    


Sep. 2011 瀧山幸伸

                                                     


June 2009 野崎順次

奈良県奈良市法華寺町
眞言律宗
海 龍 王 寺
(Kairyuoji Temple, Nara)

此の場所には、飛鳥時代より毘沙門天を祀った寺院が在り、藤原不比等が邸宅を造営した際にも取り壊されることなく屋敷の東北に取り込まれる形で存続していましたが、光明皇后の御願により天平3年(732)、新たに堂舎を建立して伽藍をあらためたことで、海龍王寺(隅寺)としての歴史を歩むこととなりました。

海龍王寺が建立されたのは、第8次遣唐使として唐に渡っていた玄?ムが、一切経・五千余巻と一切経に基づく新しい仏法を無事にわが国にもたらすのを願ったことと、飛鳥時代から北の方角を護る毘沙門天が祀られていたところに海龍王寺を建立し毘沙門天を祀ることで、平城京の東北(鬼門)を護るためでありました。

指定文化財(*印は写真あり)

五重小塔 (国宝) 奈良時代*
舎利塔  (重文) 鎌倉時代 (奈博出陳)
西金堂  (重文) 奈良時代*
経蔵  (重文) 鎌倉時代*
寺門勅額 (重文) 奈良時代
十一面観世音 (重文) 鎌倉時代
文殊菩薩 (重文) 鎌倉時代
毘沙門天画像 (重文) 平安時代 (奈博出陳)

その他

海龍王経   奈良時代 (奈博出陳)
隅寺心経 (市文) 奈良時代 (奈博出陳)
自在王菩薩経 (市文) 奈良時代 (奈博出陳)
法華経   鎌倉時代
仏涅槃図 (市文) 鎌倉時代
愛染明王 (市文) 室町時代
毘沙門天   鎌倉時代
本堂  (市文) 江戸時代*
山門・両築地塀 (市文) 室町時代*
客殿  (市文) 桃山時代* 
                

    
        

             


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