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Monthly Web Magazine (Aug.1, 2009)

■■■ 『青森県内の夏祭り』 中村千恵美

まずは、青森県の代表的な夏祭りと言えば何といっても「青森ねぶた」ですね。

8月2日から7日まで開催されている青森ねぶたですが、毎年たくさんの観光客で賑わいます。

約20台ものねぶたが市内を華やかに彩り、見ている側も思わず参加してみたくなるほどの躍動感に満ち溢れています。

2年ほど前に生まれて初めて青森ねぶたを見たのですが、いたく感動いたしました。

それまでは(地元特有の)ちょっとした対抗意識のようなものがあったため、あまり興味はなかったのですが・・・

実際に見てみると全然違いますね、私も一緒に跳ねたくなりました。

次は、我が故郷で行われている豪華絢爛な祭りの「八戸三社大祭」です。

青森ねぶたとはちょっと違った雰囲気の八戸三社大祭は、7月31日〜8月4日まで開催されています。

おがみ神社・新羅神社・神明宮の三神社の神輿行列と、各山車組が制作した27台もの山車が街中を運行するんです。

また、八戸三社大祭の期間中には新羅神社にて加賀美流騎馬打毬という、昔からの武芸(?)が行われております。

決して目立つ伝統行事ではございませんが、全国でも三か所しか行われていない武芸ということもあり、

私としてはむしろこちらの鑑賞を強くオススメいたします(笑)

最近、私がはまっている青森県の夏祭りはこちら、「弘前ねぷた」でございます。

弘前ねぷたは他の夏祭りとは違い、ともかくねぷたの台数が多いんです。

大小約70台の勇壮華麗なねぷたが城下町弘前を練り歩くのに、約3時間もの時間を要します。

昨年、初めて弘前ねぷたを鑑賞したのですが・・・

夜の7時から始まり、10時を過ぎてもまだ運行していたのには本当に驚きました。

思わず心の中で「まだ出てくんの!?」と思ったのは言うまでもございません。

最後に、観光客の間で人気が出始めている「五所川原立佞武多」を、記事の最後にご紹介したいと思います。

五所川原立佞武多は毎年、8月4日〜8日まで開催されています。

立佞武多の山車は高さが最大で20mを超えているため、お祭りが始まると大抵の方が驚きます。

立佞武多の山車はビル並みに高いため、見上げるのはもちろんのこと、写真に収めるのが中々難しいお祭りでもあります。

ちなみに、2年ほど前にガンダム立佞武多が制作をされたことで話題をよびました。

私も実際に見に行ってきたのですが、想像以上の完成度の高さに驚きましたよ。

今から青森県内への旅行の計画を立てるのは難しいかもしれませんが、来年以降の旅行の参考になさってくださいね(^^)

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