JAPAN GEOGRAPHIC

Monthly Web Magazine June 2022


■ 博多湾サンセットクルーズ  田中康平

5月に博多湾から芥屋の大門往復の遊覧船を楽しんだのですが、この船は話題の知床遊覧船とは比較にならないほど大きくて新しい船でした。本来は博多ー釜山航路に投入されるはずが丁度コロナにぶつかり、ここでコロナ鎮静化まで耐えているという状態のようです。

コース図及び船/船内の眺め
    

博多湾。改めて島が多いのに気づかされます。古来よりいい港として機能していたのが分かります。
    

糸島海岸二見ヶ浦を沖から眺めます。どうということはないのですが、何故かこの時オオミズナギドリが群れて飛んでいました。デッキの風が心地い。
   

芥屋の大門 玄武岩の洞窟、国指定天然記念物
沖から見ると大きな岩礁くらいにしか見えません。なんでこんなところにこんなものが、と思ってしまいます。
  

Uターンして同じコースを戻ります。後方に幕末期野村望東尼が維新の志士を匿った罪で流された姫島が見えます。博多湾に戻ってきたころがちょうど日没、夕日もいい眺めです。
       

福岡は海がいい、またそう思ってしまいます。



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