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岡山県高梁市 頼久寺
Raikyuji,Takahashi city,Okayama

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March 23, 2019 野崎順次 source movie

岡山県高梁市頼久寺町18番地
臨済宗永源寺派
天柱山 頼久寺


足利尊氏が諸国に命じて建立させた安国寺の一つです。 その中にある国指定名勝の庭園は、備中国奉行・小堀遠州の初期の作庭で(1605年頃)、禅院式枯山水蓬莱庭園です。俗に「鶴亀の庭」と呼ばれる天下の名園で、はるかに望む愛宕山を借景に、砂の波紋で海洋の感じを出し、中鶴亀二島の蓬莱石組、鶴島の三尊石組を配し、さらに、大海の波のあらわすサツキの大刈込みで背景を整えています。この豪華な大刈込みは、遠州独特のものです。
(高梁市公式ウェブサイトより)

パンフレットと現地説明板
    


西向きの山門から入る。
    

伽藍は北から本堂、書院、庫裏と並ぶ。
          


国名勝 頼久寺庭園 桃山時代 大刈込式枯山水
今本庭を一覧すると、本庭は庫裡の東庭と、書院の南庭の形となっている。本庭の面積は約百九十七坪あるが、実は庭園の東側に竹藪があり、その竹藪の南部に椿の大刈込を上から下へ斜線的に植栽して、濃緑色の背景を作り、その下部に大海波を抽象的に構成した大刈込を見せている。
この大刈込は、ただ単なる大刈込ではなく、この庭園が鶴亀の石組であて、蓬莱山水であるから、作者は蓬莱山水が神仙島であることを十分に認識したうえで、神仙島を大海洋、大海波をテーマとしてここに用いたのであった。それだけに、この大刈込は何といっても、これほど大胆にして、豪快な意欲を見せたものは他に例がなく、しかも自由自在な各大刈込の線に起伏を用い、うねりを用い、変化の限りを尽くしていて、驚くべき活躍的なマッスを構成している。
(中略)
さらに本庭では、書院ができた当時、亀島を崩してしまって、別なところ、すなわち東南部に再興したが、これは本庭のために惜しいことをしたものである。しかし幸いに鶴島の方は大体によく保存されて今日に至っている。ただしその羽石と思われるものが現在の鶴島の後部に臥石となっているので、一部は改修されたものであるが、ともかくこの鶴島の一個の羽石は、大きく傾斜した線を見せ、しかも豪快な手法を用いてあって、それが鶴島の大刈込の中に立っている姿はまことに美しいし、他の添石も、よく桃山期の三尊手法としての手法を語っていて、石組としても美しい。そして本庭には、暦応二年(1390)十二月日在銘の石燈籠もあるから、一覧願いたい。
(重森三玲「日本庭園歴覧辞典、昭和49年」頼久寺庭園より)
                                                        


隣に山田方谷寓居跡
  

近くの花々
          


Feb.2014 瀧山幸伸
             


May 2011 瀧山幸伸 source movie

    

A camera

                                                         

B camera

                          



Sep.2009 撮影:野崎順次

国指定名勝 頼久寺 庭園
Raikyuji

                  




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