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大阪府羽曳野市 峯ヶ塚古墳

(Minegazuka Tumulus, Habikino City, Osaka Pref.)

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二つの古墳を含む自然の多い公園
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December 3, 2017 野崎順次 source movie

羽曳野市軽里

国史跡

古市エリアの南側に位置する前方後円墳。墳丘長は96m、前方部の高さは10mである。築造時は二重の周濠をもつ古墳であった。埋葬施設である後円部の石室には阿蘇産の石材で作った舟形石棺が納められていた。石室の内部からは、銅鏡、大刀、鉄鏃、多量の玉類、馬具のほか豪華な装飾品などの副葬品が出土した。墳丘や濠からは円筒埴輪、形象埴輪のほか、須恵器が出土している。

(百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録推進本部会議ウェブサイトより)

現地説明板

    

峯ヶ塚古墳

                        

峯塚公園

                   

小口山古墳 

峯ヶ塚(みねがづか)古墳の西方約200メートルの羽曳野丘陵の東縁に位置する横口式石槨をもつ終末期古墳で、直径約30メートルの円墳です。

明治45年(1912)に開墾に際して発見され、喜田貞吉(きださだきち)が「河内軽里(かわちかるさと)の掘抜石棺」として紹介し、広く周知されるようになりました。近年、公園整備に伴って発掘調査が実施され、墳丘の範囲が確認されるとともに、内部構造を考えるうえでも大きな成果を得ることができました。

築造時期は、横口式石槨の形態から考えて7世紀後半ごろと推定されます。また古墳の所在する西側には白鳳時代に栄えた善正寺(ぜんしょうじ)が位置しており、この寺に関係する人物が埋葬されている可能性が考えられています。

(羽曳野市ウェブサイトより)

          

 

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