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大阪府堺市堺区 十輪院の板状塔婆

(Stone Board Monument, Sakai-ku, Sakai City, Osaka Pref.)

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August 15, 2015 野崎順次 source movie

堺市堺区九間(くけん)町東3丁1-50

大阪府規則指定 石造板状塔婆 南北朝

花崗岩 高さ187.0cm、 幅32.0cm、厚さ18.0cm

板状塔婆は普通、板碑(いたび)と呼ばれています。山形の頂きを特徴としますが、この板碑はやや丸みを帯びて船の形に似ています。碑の中央には阿弥陀(あみだ)をあらわす梵字(ぼんじ)が陰刻され、その上に地蔵菩薩、下に「明徳二年六月」「為阿弥陀佛」などの文字が刻まれています。碑の基礎部分は当初のものではなく、後でつけられたものです。明徳2年は、南北朝の動乱期にあたり、この板碑は当時流行した阿弥陀仏と地蔵菩薩とを同体とする信仰を示す資料として貴重なものといえます。

(堺市観光・歴史・文化ウェブサイトより)

境内の多数のお地蔵さんは昭和9年の室戸台風で亡くなった2人の教員と116人の生徒を祀っている。

                 


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