JAPAN-GEOGRAPHIC.TV


東近江市八日市 八日市大凧
Higashiomi Yokaichi Odako


Category
Rating
Comment
General
 
Nature
 
Water
 
Flower
 
Culture
 
Facility
 
Food
 

 

May 2010 撮影/文: 中山辰夫

八日市大凧まつり
Odakomatsuri

東近江市八日市

実施日:平成22年5月30日
場 所:愛知川河川敷

平成22年度の八日市大凧まつりが30日、愛知川河川敷で行なわれた。快晴の空に舞う大凧を見ようと多くの観客が押し寄せた。

100畳敷(縦13m、横12m)の大凧が5月の風を受け、ゆったりと大空に舞った。
午前中は風が弱く、3回のトライもうまく風に乗れなかった。
午後、約140名の引き手が風を待ち、太鼓の合図で長さ200mのロープを懸命に引っ張ると、大凧が合わせるように舞い上がった。
その後、大凧は約140m高さまであがり、かなりの長い時間空中を遊歩した。地上では大歓声が上がった。
ドイツから来ていた留学生も引き手に参加して「素晴らしい体験と思い出が出来た」と興奮気味。会場は感激のるつぼとなった。

祭りの案内と特別切符
沿線の私鉄が大きな記念切符を発行した。

祭りの会場
河川敷に式典会場、競技会場、各種団体のカセツハウス、などが設営された。河川の土手も長い距離立ち入り禁止区域となった。
見物は川原におりて行なう。

オープニング凧揚げ
昨年の大凧コンテストの優勝チームが、自作の20畳の大凧をあげてオープニングとなる。緊張した雰囲気の中、見事天に舞った。

大凧の図柄コンテスト
36チームが「大凧まつり大賞」をめざしてバトルを繰り広げた。8畳凧の「図柄」と「凧揚げ」で審査される。
子ども会チーム、老人クラブ、学校関係、企業、その他からの参加である。それぞれ工夫したデザイン・判じもんが観客を誘った。

大凧の揚げコンテスト
図柄審査を終えた凧を川原で揚げる。一瞬の風にタイミングを合わせて引きあげる。

自由参加の大ベテラン夫妻「私作る人、僕飛す人」、他にも大小の凧が空を賑わす。中には海外の大会まで出かける人も多いとのこと。

今年の100畳敷き大凧
大凧は3年毎にザイン変更を行なう。従って、今年の大凧は3年目を迎えた凧である。テーマは“いのち”「共生」
向かい合った2羽の鷹と「喜」と「生」の文字が描かれ、語呂合わせで「喜鷹生きようせい」と読ませ、「共生」の願いを込める。

大きさ:縦13m、横12m、重量約700kg、美濃和紙360枚、6寸青竹約50本、ロープ太さ20mm、長さ400m、つり糸50本、製作約1ケ月(製作延べ人数601人)、飛揚必要引き手人数100人(1畳に対して1人必要)

大凧の細部
太い青竹を骨に和紙が貼り付けてある。部分々にメッセージや願い事の紙片が張られている。特長である「切り抜き」も見える。
墨で画かれた「鷹」や朱色の文字「喜」も見える。

飛揚準備
応募で加わった「小町組」や引き手さんが指示に従ってそれぞれの持ち場で準備に入る。
一の蛸30人、二の蛸30人、綱元40人と分かれて配置される。

引き手さん
応募で加わった人も多い。中にはドイツから来た留学生数名の参加もあった。今年の引き手は総数約140人だった。

歓声と悲鳴
風の勢いが飛揚を左右する。あがった時の全員の喜びの歓声、その逆では会場が一瞬悲鳴と沈黙に見舞われる。

観客
様々である。

その他


八日市大凧会館
Yokaichi Odakokaikan

Category
Rating
Comment
General
 
Nature
 
Water
 
Flower
 
Culture
 
Facility
 
Food
 



May 2010 撮影/文: 中山辰夫

東近江市八日市東本町3-5

近江八日市駅より歩いて15分ほどの距離にある。平成3年(1991)に建てられ、凧揚げをモチーフにした建築となっている。
館内は凧一色である。一階は展示ホール、二階は展示室となっている。

八日市の大凧は徳川時代の中頃、子どもの誕生を祝って揚げたのが始まりと伝えられる。
その後は豊作や国の行事のときに揚げるようになった。

工法も弘化2年(1845)頃には「一面張り」のから「長巻き法」その後、独特の「切り抜き法」となった。さらに「判じもん」が加わった。
この判じもんにその年のメーッセージが図柄で表されており、それを読むのも楽しみの一つとされる。

今までで最大のものは明治29年(1896)の200畳で、日清戦争の戦勝を祝ったもので縦18m・横16m、重さ1tである。

「お断り」 以降の写真は会館内に展示されるごく一部の紹介である)

凧に関する歴史
江戸時代から平成までの打ち上げられた様子の写真(道具・他も含む)が展示されている。

日本各地の凧

世界各国の凧

凧の作り方
デザインが決まってから約1ケ月かかって制作されるとのこと。

凧のデザイン(判じもん)
一番工夫される所。デザインの決め手になる。コンクールの際に説明を要求される。

100畳凧について

100畳凧の制作
100畳凧は3年毎にデザイン変更がされる。制作については、一般に図柄募集がされる。次回は「健康」がテーマで新調される。

その他80畳、20畳、8畳の凧が制作される。
これらは一般応募や参加者の募集をされて行なわれる。これら凧は図柄及び凧揚げのコンテストに参加できる。
また、凧揚げ要員の募集もある。

凧揚げに用いられるロープ

参考資料《パンフレット、八日市の歴史、八日市市史、他》




All rights reserved 無断転用禁止 通信員募集中