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滋賀県甲賀市 仁木家住宅洋館
Nikike, Koka city,Shiga




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Aug.2010 撮影: 中山辰夫

甲賀市甲南町深川市場41

JR甲南駅から数百m離れた、旧杣街道筋に面して建っている。
矢川橋から杣街道沿いに南に進むと、軒の低い町屋が残る中に、ひときわ高く聳え建つ洋館が現れる。これが仁木家である。
JR寺庄駅近くにある滋賀銀行寺庄支店と同様、ヴォーリズの設計になる洋風建築である。
仁木家は祖祖父まで津山半の漢方医だった家柄で、祖父が明治期に大津で医者をした後、この地で甲南病院を開いたという。
建物は大正12年に、中国の青島にいた神戸の大工が建てたといわれ、はじめから主屋に接続して洋館と背面側に座敷が建てられた。
大正ロマンや欧風趣味が一世を風靡したころ、片田舎の町筋に突然現れた洋館に、周囲の人たちはビックリしたことだろう。

国登録文化財:基準:国土の歴史的景観に寄与しているもの
構造:木造2階建 瓦葺 建築面積60u
建築:大正12年(1923) 登録基準:国土の歴史的景観に寄与しているもの
解説:
1階は、一辺約7メートルの正方形の右手が前後に突き出す平面になる。
2階の妻壁をハーフティンバー、その他をドイツ壁としている点は特徴的。
町屋の並ぶ町並みの中で、T字路の突き当たりに位置するひときわ目立つ2階建ての洋風建物である。

屋根は切妻落としの寄棟造と切妻を組合せたスペイン風瓦葺で、三角形の屋根や観音開きの扉をしつらえた外観に特長がある。
また、室内はアーチと円柱、持ち送りで飾られた玄関があり、シャンデリアで飾られた居間など、室内もすべて洋風に統一されているとのこと。




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