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栃木県日光市足尾 古河掛水倶楽部
Furukawa-kakemizukurabu ,Nikko City,Tochigi

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Aug.2011 田中康平

古河掛水倶楽部旧館
栃木県日光市足尾町
2011.8.13 撮影
国登録有形文化財

新館:年代: 大正初期 西暦: 1912-1925
渡良瀬川の右岸段丘上に位置し,川に面した東面は石積の柱を現して懸造り風につくる。桁行17m,梁間12m規模,切妻造,鉄板葺の木造2階建で,南に厨房等,西に平屋建の球技室を張り出し,2階をハーフティンバー風にするなど変化に富んだ外観をつくる。

                

旧館:年代: 明治後期 西暦: 1868-1911
新館の北西方に南面して建ち,新館と渡廊下で結ばれる。桁行21m,梁間7m規模,東西棟,寄棟造,鉄板葺の木造平屋建で,南面西端に正面玄関,中央東寄りに脇玄関を設ける。外観は下見板張の洋風とし,内部は西方を畳敷の大広間,東方を洋室とする。
(以上 国指定データベース解説文による)

 

事業所付属倉庫及び役宅

   




July 2008 撮影/文: 柴田由紀江

建物名称 掛水倶楽部
所在地 栃木県日光市掛水
竣工:1899年(明治32年)
設計者:不詳

明治32年に古河鉱業が足尾銅山の隆盛時に華族、政府高官などを招いて接待や宿舎に使用する迎賓館として建設された和洋折衷の建物であったが、43年鉱業所の掛水事務所新築に伴い和式部分を洋室へと大幅に改築されている。
国内初のビリヤード台が設置されたビリヤード場や、バルトールベルリン社製のピアノやマントルピースが目を引く食堂室は、明治の洋館そのものといった重厚さと威厳に満ちた空間であった。
室内撮影が許可されておらず、内部は廊下の撮影のみとなったのが残念だが、外観から窺えるガラスの壁といった2階・3階の廊下の様子が残せて良かったように思う。
庭には防空壕が遺されており、内部にも入ることが出来る。
庭園はほぼ自然の山林に戻りつつあるが、そこから仰ぎ見る建物の外観が独特で素晴らしい。
増築時に補強の為に設けられたかのように見える意匠であるが、1階に並ぶ芦野石の柱が木造の洋館に重厚さを添えている。
敷地内に佇む文書蔵はイギリス積みの重厚な赤煉瓦造りで、窓や屋根から草が生えていたがそれにもまた年月の重みや深みを感じ、シンメトリーで実に美しいプロポーションをしていた。

  

            



文書蔵
     

防空壕
   


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