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栃木県矢板市 山県有朋別邸 
Yaita Yamagata Aritomo Bettei

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June 2008 撮影/解説: 柴田由紀江

山縣有朋記念館 栃木県有形文化財
栃木県矢板市上伊佐野1022
竣工:1909年(明治42年)
設計者:伊東忠太(1867〜1954)

この洋館は、幕末から明治・大正にかけて活躍した軍人であり政治家である山縣有朋(1838〜1922)が、自身の別邸である小田原の古稀庵に建てたもので、大正11年に亡くなるまで「政府要人のロビー」であったという。
翌年の関東大震災で被災し損傷したものを、嫡男伊三郎氏が栃木県矢板市の山縣農場内に移築し、現在は記念館として公開されている。

直線的な意匠が強調された外観も、イニシャルのA.Y.を装飾として取り込んだ欅の扉も、当時の日本の洋館建築の多様性を示す物として、今もなお現存しているということは実に貴重だ。
建築界ではじめて文化勲章を受章した伊藤忠太氏の設計であることはあまり強調されていないが、この洋館も小田原に建てられた時には、ジョサイア・コンドル氏のレンガ造りの洋館と並んでいたという。
記念館内部の撮影が許可されていなかった事と、敷地内に放置されていたヴォリュートの柱頭と折れた円柱の存在が残念でならない。




                            




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