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東京都文京区 日本女子大学 
Japan Women's University,Bunkyo,Tokyo

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Nov.24 2015 柚原君子

成瀬記念講堂
(旧日本女子大学 豊明図書館兼講堂)(文京区指定文化財)
所在地 :文京区目白台2-8-1 日本女子大学内
建設年 :1906(明治39)年
改修工事:1961(昭和36)年
設計 :田辺淳吉(1879〜1926)(飛鳥山の澁澤史料館の木造の「晩香盧」、「青淵文庫」、深谷の煉瓦造りの「誠之堂」等を設計)
施工 :清水組

建物は大正のモダン建築文化の一頁を彩った田辺淳吉の初期の作品です。西洋教会堂の基本形式に大ホール様式を加えた設計になっていますが、大正12年(1923年)関東大震災で外壁の煉瓦壁が大きな被害を受けます。

翌年、外壁を板壁に変更して再建されます。基礎部分の煉瓦構造や、木骨トラス、ラテン十字架の平面、ハンマービームによる天丼の高い内部空間、ステンドグラス、二層の屋上小塔、高村光太郎作の「成瀬仁蔵胸像」などは当時のままに残っていますが、一般公開されていませんので、内部を見ることはできません。

成瀬記念講堂の名称は、日本女子大の創立者成瀬仁蔵氏(初代校長)から取られています。女子をまだ人としては認めない時代に日本における最初の女子高等教育機関として、実業家森村市左衛門氏、渋沢栄一氏等、女子教育にたずさわる人々の夢と理想として立ち上げられた女子大学です。竣工までの財務管理は渋沢栄一の尽力だったそうです。

目白通りからすぐに見られます。建物は日本女子大の赤レンガの塀と良くマッチしています。二層の屋上小塔と丸みを帯びたガラス窓が優しい感じがします。
正面が駐車場になっていて車が二台あり、一時間ばかり粘りましたが、すっきりとした前景を撮る事はできませんでした。直近をエレベーターが上下していましたので、俯瞰写真を数枚頂きました。

                                                                             


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