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東京都港区 青山の繁華街
Aoyama downtown,Minatoku,Tokyo

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Nov.2011 柚原君子

明治神宮外苑 銀杏並木

青山通りの「青山2丁目」交差点から外苑中央広場まで一直線に伸びる300メートルほどの道路が銀杏並木になっています。木は道路の両脇に2列ずつ4列が並びその、総数は146本、9m間隔で植えられていて、現在では最高28mあるそうです。青山2丁目交差点側から見ると並木の延長上の真正面に聖徳記念絵画館の建物が見え、樹高による木の並び順など(遠近法を利用し配慮された計算された美しさ)、端正な景観となり訪れる人が多いです。
銀杏並木が誕生したのは大正12年のこと。手がけたのは明治神宮外苑造成時に庭園主任技師を務めていた折下吉延博士です。使用された銀杏の木は折下吉延博士が明治41年(1908年)に新宿御苑在来木から採集した種子を宮内省南豊島御料地(現在の明治神宮内苑)内の描園で育てていたもので、成長していた1600本の銀杏から選抜し、樹形を整えて植樹したものだそうです。樹高順に青山口より下り勾配にしたがって植えられていて、地盤も青山口から絵画館まででは約1m下がっているそうです。絵画館の正面から見るとまた違った立体感が感じられますから、お奨めです。
平日でしたがすごい人でした。2列に並んでいる銀杏の木の間を歩くと、落ち葉の絨毯を踏みしめているのが良くわかります。空を見上げれば、木々が気持ちよく伸びて、車の窓に映る絵も神秘的です。車の来ない瞬間を見計らって道路の中央に出て写真を撮る人が多く(私もです。ごめんなさい)、遠くで「車に注意してください♪」という拡声器からの声がひっきりなしです(別に止められてはいません。観光客に配慮かな)。写真を撮るためでだけではなく、家族総出で道路の中央に出てこの景観をたっぷり鑑賞される方々もいます。平日は車の通行止めがないので、一番のポジションで見るのは命がけです(笑)。皆さん必死のようでした。
ちなみに銀杏の木は4年に1度、葉のない1〜3月にかけて円錐三角に樹姿を整える作業を行うそうです。銀杏の木は東京都の木でもあります。緑の量が豊富なのと、気品が高く公害にも強いというところで選ばれたのだそうです。
でもねぇ、ちょっと惜しいのは「いちょう祭り」なるものがあって、銀杏並木と絵画館のあいだに旗(幟)が何本もはためき、テントも林立。世界にも誇る景観なのに絵としては<台無し>になります。
日本人はなんで旗(幟)がすきなのかしら。困ったものだ……。

                            



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