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東京都府中市 府中市美術館
Fuchu city muiseum,Fuchu city,Tokyo

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Mar.2012 松田浩志


石子順造展

『昭和40年代を疾走した、あまりにまじめ過ぎた野次馬の軌跡!!!!!
美術評論を主軸としながら「表現」と呼ばれる領域を生活者のレベルから具体的に捉えようと試み、いわゆる「美術」を超えてマンガや演劇、芸能、果ては誰も気にとめない「ガラクタ」の類(たぐ)いにまで論の対象を広げた評論家、石子順造(いしこじゅんぞう)(1928年〜1977年)。
美術館としては例外的にひとりの評論家を取り上げ、きわめて多岐にわたるその視点を紹介するとともに、石子(いしこ)の眼を通じて1960年代から1970年代にかけての、ひいては日本の文化を眺め、見直します。
1 美術 〈表現の近代〉を撃つ!
1965年、30代も後半を迎えた石子(いしこ)順造は美術評論家として実質的にデビュー。猛スピードで同時代の美術論に邁進(まいしん)します。
展示冒頭では、石子(いしこ)が論じた作家たちを紹介し、石子(いしこ)が企画に関わった「トリックス・アンド・ヴィジョン展」(1968年)を最新の調査をもとに一部再現します。
2 マンガ 「青い目」を開く作家たち
石子(いしこ)のデビュー期はマンガブームが起こった時代と重なります。生活に密着した表現を求めてマンガを論じ、そこに批評眼(「青い目」)を見て取った石子(いしこ)。特に劇画や『ガロ』誌に寄稿した作家に注目しました。
伝説の作品、つげ義春(よしはる)「ねじ式」原画全一話分を初公開。
白土三平(しらとさんぺい)、水木(みずき)しげる、林静一(はやしせいいち)など数々の漫画家たちを紹介します。
3 キッチュ 匿名表現のかなたへ
石子(いしこ)の本領発揮となる活動期後半を集約するのがキッチュ論です。「まがいもの」飯石子順造「通俗物」などと訳される「キッチュ」は定義の難しい用語ですが、石子(いしこ)は造花や銭湯の背景画といった幅広い民衆の表現をこの用語でひとくくりにして論じ、「近代」が切り落としてきた表現から「現代」を照射しようと試みます。』
府中市ホームページより

                                

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