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山形県山形市 旧済生館本館
Kyu Saiseikan,Yamagata,Yamagata

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山形市霞城町3 旧済生館本館 重文 近代/その他 明治 明治11(1878) "主屋 木造、建築面積110.9u、三重四階、初重桟瓦葺他亜鉛板葺 回廊 建築面積429.3u、一重、桟瓦葺" 19661205

Aug.2010 瀧山幸伸 HD video

 

A camera
                                                                             

B camera
                                                              



Nov.2008 撮影/文 柴田由紀江

旧済生館本館(山形市郷土館)
山形県山形市霞城町1-1 霞城公園内
明治11年(1878年)竣工 設計者:不詳
昭和41年、国の重要文化財の指定を受ける

この建物は、 1876年(明治9年)に赴任した初代山形県令・三島通庸が、 県内の医療事情のレベルの低さを問題視し、最新の西洋医学を浸透させるため病院を新築することとし、 医師や役人達に東京や横浜の病院を視察させ建てられた。
非常に斬新なこの病院建築は、まず1階部分がドーナツ型をしており、受付〜診察室〜処置室〜手術室〜病室と機能別の部屋が配置された作りだったようだ。
そのドーナツ型の1階の正面玄関に塔が乗っており、2階が16角形で3階は4角、4階は8角と、外壁も屋根も変化している。おまけに中庭には純和風の枯山水の庭が造られている。
こんな斬新な洋館をいったい誰が設計したのか?建築探偵藤森照信教授の仮説では「設計者は三島通庸本人ではなかったか?」という事だが、そうした謎解きも楽しくなるくらい、摩訶不思議な建築であった。
2階部分へ上がる階段はどんどん幅も高さも狭くなり、ついには急な螺旋状になり、展望台へと続く作りになっているのだが、そうした予想出来ない展開がまるでおもちゃの城のようだ。そしてこの配色の妙。当時の棟梁達の技術の高さと、日本建築の規格を大きく外れた見よう見真似の西洋建築の傑作を観た思いだった。

                     





Sep.1993 撮影:高橋久美子

                 







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