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山口県宇部市 宇部興産

Ubokosan,Ube city,Yamaguchi
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Juky 20,2016 蒲池眞佐子 source movie

宇部興産 大人の社会派ツアー

宇部港から船に乗り船舶からの宇部・小野田工場群見学

輸出入の為の大型船が横づけされて、積み込み作業を行っている。この大型船の側面に記されている縦のメモリによって、船の沈んだ長さで乗せた重量を量る。

港には海上保安庁の巡視船も停泊し、海の安全を守っている。7/16〜31の全国海難防止強調運動期間にはツアーの船舶にも海上保安庁の職員が乗船し、海上保安庁の取り組みの説明を行って頂ける。

専用道路に架かる興産大橋は宇部鉄工所(現・宇部興産機械株式会社)で制作された鋼トラス橋で、宇部の工場群のシンボルの1つとなっている。

宇部市では、平成26年10月に官民協働による「宇部フィルムコミッション」を設立し、映画、テレビドラマ、CMなどの撮影誘致や支援を行っており、この興産大橋にて撮影を支援したダイハツ工業株式会社のコマーシャルフィルムが2015年9月9日に公開された。

                                                                                               

浚渫作業を見学 

 国土国交省中国地方整備局による浚渫作業を見学。国土国交省の方数名が乗船され、説明を受ける。

今までに水深が41年に9m、17年に12m、掘り下げられたが、今回13mまで掘ることにより、貨物船2万トンから4万トンクラスまで入ることになる。大きな船がはいることにより一回に石炭をまとめて乗せることができ、輸送コストの削減が図れる。国土国交省の試算によると年間20億円のコスト削減が可能となる予定。石炭運搬にはパナマ運河を通ることができるサイズをパナマックスサイズ、スエズ運河を通れない大型船はケープサイズという。

現在このサイズは宇部港には入れない。現在はパナマックスサイズが主流であり、大型船を入港できるようにする必要があるため浚渫作業が行われている。集約したほうが運搬に便利ということで、現在、宇部港と徳山下松港に貯炭場があるが、西日本の発電所に運搬するなど、西日本全体の為に運用されている。

                

海上保安庁の巡視船 

大型船が乗り入れる宇部港には海上保安庁の巡視船が巡回している。

           

宇部港コンテナターミナル 

宇部港の中心ふ頭。石炭、原油を中心とした輸移入、セメント、石油製品を中心とした輸移出が行われている。

運転座席が横向きの巨大トレーラにてコンテナを運搬する。

                    

牛岩神社 

宇部興産の前身でもある、沖ノ山炭鉱の守護神。炭鉱従業員の寄付のみで設立された。

手水場は1つの石から龍までくりぬいて作成したものとの説明だった。

                                   

宇部興産機械株式会社の屋上からの景色

                   

特大トレーラー整備場にて最新型のトレーラーを見学 

                           

宇部興産専用道路を通り、伊佐セメント工場見学へ

                                   

沖の山貯炭場 

貯炭能力は第一貯炭場、第二貯炭場、西沖貯炭場を合わせて280万トン、年間取扱能力730万トンで、海外一般炭の輸入中継基地としては国内最大。

                       

守護神社 

宇部興産工場内にある守護神社。本殿は伊勢神宮勧請。若宮様は渡邊祐策翁創業者、俵田明社長、中安閑一社長の3名。

慰霊碑は戦没社船並びに乗り組み員。

          

                          

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