山梨県富士河口湖町　西湖

Saiko,Fujikawaguchiko town,Yamanashi

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Aug.23 瀧山幸伸　source movie

Sep.4,2015 柚原君子

西湖いやしの里根場

Nenba

■西湖いやしの里根場

所在地：山梨県南都留郡富士河口湖町西湖根場2710

九月の上旬でしたが、いやしの里の入り口には紫陽花とコスモスと向日葵と萩が咲いていました。茅葺の屋根の古民家が集められて富士山と絵になる風景です。衣装を借りて変身することもできます。外人が武将に、子どもが忍者に変身して楽しまれていました。縁側に座り込んで富士山鑑賞も自由です。どのアングルから見ても美しい風景の里ですが、災害地という悲しい過去があります。

ウィキペディアの資料を添付します。

『西湖の西北に位置する旧足和田村根場（ねんば）集落には「かぶと造り」の茅葺民家が並んでいた。しかし、1966年（昭和41年）の台風26号の集中豪雨により集落は土石流に襲われ、死者94名を出した。この結果、集落は壊滅し、住民は西湖対岸に集団移転した。2003年（平成15年）に南都留郡の河口湖町・足和田村・勝山村が合併し、富士河口湖町が誕生すると、合併を契機に根場集落の復元・展示事業が開始され、2006年に第一期オープンとなった。その後、段階的に整備され、現在は20棟の茅葺民家がある。』

■西湖いやしの里根場内、旧渡辺家住宅主屋

国登録有形文化財

所在地：山梨県南都留郡富士河口湖町西湖根場2710

根場地区はかつて酪農・炭焼・養蚕を生業としてきました。旧渡辺家住宅は江戸時代末期に建てられた養蚕農家です。屋根は兜造風の茅葺。二階は蚕を飼う様になっていますが非公開です。入り口右側の台所は、タイルを使った竈があり昭和の風景を思い起こさせます。二階に上がる階段脇には昭和の頃の生活を知る日常の印刷物などが、そのまま無造作に置かれています。現在管理されている方の人形があまりにも多くて、家の内部はあがることはできますが、詳しく拝見することは不可能状態。少し残念です。