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京都 祇園祭り

Kyoto Gion Matsuri

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July 10, 2015 中山辰夫

祇園祭

神輿洗式

祇園祭の神輿に鴨川の水を振り掛ける「神輿洗い」が10日夜、四条大橋で行われた。

神輿洗は、神幸祭(17日)と還幸祭(24日)の時に出る神輿3基のうち、主祭神を奉斎する中御座の神輿を四条大橋まで運び、鴨川の水で清める行事で、7月10日と28日の夜に行われる。

【汲み上げの式】

10:00四条大橋で鴨川の水を汲み上げる儀式が行われた。汲み上げた水は、午後からの神輿洗いの神水として使われる。3回(6桶)汲み上げる。

式場の四条大橋周辺

            

汲み上げとお祓い 神用水は夜の神輿洗の時に使われる。予備の神用水は仲源寺に置かれる。

          

【お迎え提灯】

神輿洗式の神輿をお迎えする行列のことで、起源は定かでないが、江戸時代には南座・北座等四条大橋付近に芝居小屋が集まっていて、そこの芸人・役者達が思い思いの趣向を凝らした提灯に火を入れ、鳴り物入りで神輿洗の神輿をお迎えしていたが、この行事は永年にわたり中断していた。

その後昭和27年、八坂神社境内に灯籠を献灯する祇園万燈会によって、神輿洗式に付随する行事として復活させた。

16:30頃より、お迎え提灯行列が八坂神社を出発し、決まったコースを巡回したあと、19:00頃四条大橋を通って八坂神社にもどる。その行列である。

                

八坂神社で神事を行い、おけら火で通りを清めた後、男衆に担がれた中御座神輿が四条大橋に到着。

30℃近い気温で蒸しかえす暑さの中、ムンムン立ち込める男衆の熱気に囲まれながら、朝鴨川からくみ上げた水を神職が神輿に、「神水」としてサカキで振りかけた。

             

洗い式終了後、神輿は八坂神社へ戻り、本日の行事が全て終了した。

  

四条大橋周辺は河床に明かりが灯り、涼感を求めて歓楽する人で賑わう。

      

京の街なかでは、今日から鉾建てがスタート。釘を使わず、荒縄を巻き、木槌を打ちながら部材を固定する「縄がらみ」の伝統技法を用いて進められる。

「チョウ」や「エビ」などと呼ばれる独特の形をした縄の模様や、鉾が組み上がる様子を見るのも楽しい。

京都は一気に祇園祭一色に染まってゆく。

    

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