JAPAN GEOGRAPHIC

宮崎県日南市 油津

Aburatsu,Nichinan city,Miyazaki

Category
Rating 凡例
Comment 
General
 
Nature
 
Water
 
Sound/Noise
 
Atmosphere
 
Flower
 
Culture
 
Facility

 
Food
 

Dec.2011 瀧山幸伸source movie

堀川橋(別名:乙姫橋)

Horikawa bash

国登録有形文化財(建造物) 登録番号:45−0007

指定日:平成10年(1998)12月11日

完成:明治36年(1903)8月 (橋長:21m 幅員:5.7m 有効幅員:4.85m)

所在地:宮崎県日南市油津1丁目

人工の運河「堀川運河」に架かる石橋(石造単アーチ橋)。

約4年をかけて、飫肥の石工・石井文吉の手により完成。

吾平津神社の参道橋の役割をも担っており、石橋の架設により取付道路が嵩上げされた結果、運河沿いに建てられた家は二階を入口とする造りとなった。

堀川運河護岸

Horikawa unga gogan(Horikawa canal bank protection)

国登録有形文化財(建造物) 登録番号:45−0001

時代区分: 明治

年代:明治期〜昭和前期

構造::石造、総延長2058m、石段7所及び斜路2所付

所在地:宮崎県日南市春日町・油津・材木町・園田・西町地先

広渡川と油津港を結び油津界隈をほぼ南北に貫流する運河の石積護岸。壁面に排水口を穿つ砂岩の谷積護岸で,物揚用斜路や一部街路線形に応じて配された石段を付す。

飫肥杉による木材業の繁栄に伴い,陸路との有機的な繋がりに留意して整備された港湾施設。

堀川運河

Horikawa unga(Horikawa canal)

(延長:約900m、川幅:約20〜36m、水深:約6m)(1683年着工、1686年竣工)

広渡川河口から油津港を結ぶ「堀川運河」は、江戸時代初期・飫肥藩第5代藩主・伊東祐実の命により、飫肥杉を運搬する目的で造られた人工的な運河。

当時から良質な木材として広く知られていた「飫肥杉」は、その耐水性・弾力性などの優れた耐久性から、造船用の材料として重宝された。

山林から切り出された木材は、その全てが一旦堀川沿いに集められ、筏(いかだ)に組まれた後、船に曳かれて堀川を下り、港から船積みされて各地へ出荷されていった。

石積みによって造られ護岸、ゆったりと流れる堀川沿いの風景に往時がしのばれる。

(国指定文化財等データベース・文化遺産オンライン・日南市HP等)

「男はつらいよ」(第45作・寅次郎の青春H4・1992)のロケ地。

夢見橋

油津赤レンガ館(旧河野宗泰家倉庫)

Aburatsu aka renga kan(Kyu Kawano Muneyasu ke soko)

国指定登録有形文化財 登録番号:45 − 0005

所在地:宮崎県日南市油津1−9−3

構造:煉瓦造2階建,瓦葺,建築面積132㎡

時代区分:大正

年代:大正11年(1922)

登録基準:国土の歴史的景観に寄与しているもの

堀川運河の東方、中町通りに北面して建つ。

煉瓦造2階建で、内部は左右2室に分かれる。

外観は、出入口の門構えの意匠等に工夫がみられる。

港湾と運河による水運で栄えた町の様子をよく示す建物で、現在は地域文化活動の拠点として再利用されている。

旧河野宗泰家主屋及び炊事場

Kyu Kawano Muneyasu ke shuoku oyobi suijiba

国指定登録有形文化財 登録番号:45 − 0006

所在地:宮崎県日南市油津1−9−3

構造:木造2階建,瓦葺,建築面積173㎡

時代区分:江戸

年代:江戸末期/大正11頃増築

登録基準:国土の歴史的景観に寄与しているもの

油津の町並中心を東西に走る下町通りに南面して建つ。接道して居住部分を配し,後方に炊事場を置く。

居住部分は通常の町家に似るが、東側に道からわずかに後退して2階建の座敷(大正期増築)を設ける点に特徴がある。

上京屋の愛称で広く親しまれている。

渡辺家、京屋酒造本店(創業年:天保5年(1834)は、旧河野宗泰家の真向かいに位置し、NHK朝の連ドラ「わかば」で劇中「村上酒造」として登場している。

杉村金物本店

Sugimura kanamono honten

主屋

shuoku

国指定登録有形文化財 登録番号:45 − 0003

所在地:宮崎県日南市油津1−6−12

構造:木造3階建,瓦葺,建築面積185㎡

時代区分:昭和前期

年代:昭和7年(1932)

登録基準:国土の歴史的景観に寄与しているもの

油津の港に通じる道路に面した角地に建つ木造3階建の店舗兼用住宅。

1階を店舗、2・3階を住居にあてる。

縦長の窓や隅の石張り風の仕上げなど洋風の意匠を取り込み、外壁を銅板で覆った外観に特徴があり、町並でひときわ目立つ存在となっている。

(現在も営業されている。)

倉庫

soko

国指定登録有形文化財 登録番号:45 − 0004

所在地:同所、棟つづき

構造:煉瓦造3階建,瓦葺,建築面積185㎡

時代区分:大正

年代:大正9年(1920)

登録基準:国土の歴史的景観に寄与しているもの

主屋の西に隣接して建つ。

煉瓦造3階建の背の高い倉庫で、2階と3階の間は石材を帯状にまわして外観に変化をもたせている。

主屋とともに町並でひときわ目立つ存在で、赤煉瓦で開口部の少ない外観の意匠は,銅板で覆った主屋と好対照をなす。

満尾書店

Mitsuo shoten

国指定登録有形文化財 登録番号:45 − 0035

所在地:宮崎県日南市油津1−9

構造:木造2階一部3階建、瓦葺、建築面積169㎡、地下室付

時代区分:昭和前期

年代:昭和初期

登録基準:国土の歴史的景観に寄与しているもの

南東の角地に建ち、桁行7間・梁間6間の規模で、木造2階一部3階建、寄棟造、桟瓦葺とし、小屋組をトラス構造とする。

南東隅と東側を店とし、外壁をモルタル塗人造石洗い出しとし、2階に縦長の窓及び柱形を等間隔に並べ、洋風意匠とした商店建築である。

鈴木旅館本館

Suzuki ryokan honkan

国指定登録有形文化財 登録番号:45 − 0030

所在地:宮崎県日南市油津1-2-7

構造:木造2階建、瓦葺、建築面積82㎡

時代区分:明治

年代:明治中期

登録基準:国土の歴史的景観に寄与しているもの

南側道路からやや後退して建ち、南北8間・東西6間の規模で、入母屋造東西棟の2棟を南北棟の両下造でつなぐ。

木造2階建、桟瓦葺とする。1階前方に内玄関、浴室を置き、奥を大広間とし、2階に客室5室を置く。

油津の明治期からの老舗旅館として貴重。

花峯橋

Hanamine Wooden Bridge

国指定登録有形文化財 登録番号:45−0013

登録基準:再現することが容易でないもの

時代区分:昭和前 年代:昭和4/昭和25年頃改造

指定日:平成16年(2004)2月17日

所在地:宮崎県日南市園田3

構造:木造方杖橋・橋長:27m・幅員:6.1m

堀川運河上流に架橋される全長27mの方杖形式の木造橋で、二基のコンクリート橋脚を基礎とし、本体は「飫肥杉」を使用した木造車道橋。

現存するものは数少なく極めて貴重であり、平成16年に木造道路橋として初めて登録文化財に指定された。

重量通過制限はあるものの、現在も市道として利用されている。

(国指定文化財等データベース・県資料より)

広渡川石堰堤

Hirotogawa Ishi Entei

国指定登録有形文化財 登録番号:45−0012

登録基準:国土の歴史的景観に寄与しているもの

時代区分:江戸 年代:江戸中期/昭和初期増築

指定日:平成16年(2004)2月17日

所在地:宮崎県日南市瀬貝3丁目地先

構造:石造、延長30m、石造護岸付

堀川運河の起点である広渡川西岸に築かれた石造堤。

川に対してほぼ平行の平面形状を有し、川下側から水を取り入れ運河へ流入する水量を調節する。

上幅2.4mのほぼ台形断面で、堤の運河側には石敷部分を残す。

堀川運河開通時の景観を今に伝える貴重な遺構。

(国指定文化財等データベース)

旧外山医院