Monthly Web Magazine Nov. 2016
■ 肖像トルケン - 今年上半期のスナップショット 野崎順次
いろいろな場所でいろいろな対象を撮影するが、そこで人々の横顔も記録に残したいと思っている。
今年上半期の写真の中から、好ましいのを選び、さらに「ひとり」、「ふたり」、「かぞく」、「なかま」の4つのカテゴリーに分けた。
この他に「こども」と「みうち」という大きなカテゴリーもあるが、今回は割愛した。
それぞれについて、自分勝手にベストテンとベストワンを選んでみた。さあ、どうでしょう。
「ひとり」、ベストワンは橋杭岩の浜でタバコを吸う漁師のおじさん。
「ふたり」、1月中旬に明治神宮ですれ違った外人夫婦、その次の平安神宮に初詣する恋人たちか若夫婦の表情もよかった。ベストを選んでいると、神社で撮ったものが多いのに気付いた。
「かぞく」、トップはやはり、お正月の平安神宮で撮ったもの。
「なかま」、またまた、明治神宮で撮ったもの、神社を意識して選んだわけではないが、お詣りの人々の表情がよいということなのだろう。また、他人を撮りやすい状況であるともいえる。