Monthly Web Magazine Jan. 2017

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■ おばちゃんカメラマンが行く 「なんじゃこれ〜」 @栃木県塩屋町佐貫石仏    事務局

明けましておめでとうございます。

「なんじゃこれ〜」シリーズ、今回は新年おめでたいところで亀の子岩を選んだ。

佐貫石仏は国の史跡で有名だが、その岩山を登ったところに亀の子岩がある。

写真で理解できるかどうかは不明だが、大きな山の端に亀の甲羅型の岩とそれを支えているような首と頭の岩が合体し亀になっている。岩をのぞき込むだけでも足がすくむ。明らかに浮いていてちょこんと乗っているのがわかる。

地元の人は小さい頃よく山に登り、亀にまたがったと言っていたが、ぐらぐらしてそうで今にも落ちそうだ。「危険登るな」などと野暮なことが書いていないところを見ると、事故はあまりなかったようだ。

   

亀の子岩といえばもう一つ思い浮かぶのが福島県川俣町の秋山の駒桜だ。

桜の裏山にある奇岩だが、遠望すると、天然記念物の桜の海原を陸に向かって亀がゆっくり登っているように見える。

「なんじゃこれ〜」と思うと同時に前者に比べれば少しほっこりする。

3.11の地震でもびくともしなかったらしい。

 

どちらも今のところ落ちない縁起の良い亀ということで受験生に人気が出そうだ。

・・・しかしよく見ると、塩原町観光協会の看板の奇岩の字が寄岩になっているではないか〜〜(@_@) これに気が付かない受験生、要注意!