JAPAN GEOGRAPHIC

Monthly Web Magazine June 2017

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■ 開門 大野木康夫

5月21日、宗祖降誕会が開かれている西本願寺で、来年から修理が始まる唐門が34年ぶりに開門されました。

開門予定時刻は9時、西本願寺に到着したのは15分前でしたので、式典が行われる南側道路には近づけず、北側の境内で開門を待ちました。

 

待っている間、通信社の方に声をかけられて取材対象となってしまい、一部新聞記事に名前が出てしまったのは御愛嬌ですが、「京都市(山科区)在住」と言ったら「地元」と書いてあって(少し端折りすぎ)、本当の地元(隣の学区)出身である家内からひやかされてしまいました。

裏側から見ていたので、準備風景を撮影することができました。

普段設置されている木柵を撤去

    

閂をはずす

  

開門用意

  

開門時の連写

            

先頭の行列

           

一般の通り抜け開始前に門扉保護柵設置

 

一般の通り抜け開始

 

通り抜けのため南側へ

 

長蛇の列

 

約30分で唐門前へ

   

通り抜け時、至近距離からの撮影

      

再度通り抜け風景を撮影

    

通り抜けできるのは午後1時まででした。

この日は、御影堂で宗祖降誕会の法要が行われていました。

また、第二十五代専如門主伝灯奉告法要期間中(5月31日まで)で、境内に仮設カフェなどが設けられており、境内も大変賑やかでした。

      

来年から始まる唐門の修理(檜皮の葺替え、漆の塗替え)の期間はわかりませんでしたが、今から修理直後の鮮やかな彩色が楽しみです。