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東京都目黒区 目黒のサンマ祭り
Meguro sanma festibal
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Sep.2007 撮影:高橋明紀代

台風が去って、まだ残暑が残る東京・目黒で9月9日(日)重陽の節句に、恒例の第12回目黒のさんま祭りが開催されました。

開催の午前10時前より、JR目黒駅の東口側の目黒通りから高速道路沿いの五反田方向まで、大勢の老若男女のお客さんや常連さんが焼きたてのさんまを食べようと並び、その数は1500人以上だそうです。
 狭い歩道には、さんまを目指すお客さんの長い行列だけでなく、あちこちに置かれた炭火台から、さんまを焼くもうもうとした煙と匂いが立ちこめ、産地ごとの半纏姿の人やめ組のTシャツ姿のスタッフの
威勢にのよい声が響きごった返しています。これが、さんま祭りの独特の風物です。
お客さんには、岩手県宮古から直送した焼きたての熱々のさんまに、徳島県のすだちをぎゅーっと絞って、栃木県高林の大根おろしを添えて、無料でサービスされます。

同時に開催される誕生八幡神社での目黒寄席は、主に若手の噺家が出演し、ことしは総入れ替え制で4回演じられ、人気が高く盛り上がっていました。
さらに今年はもちつきも行われ、加えて富くじと盛りだくさんのサービスで賑わっていました。

ふだん閉鎖中の都バスの車庫が開放され、産直のすだちや野菜の販売は女性客人気です。
駐車しているバスでは、運転手さんの手ほどきで、子どもがうれしそうにハンドルを操作していました。
 
「第12回目黒さんま祭りの看板」 地元の氏神様・誕生八幡神社の鳥居に架けられた看板 
 
 
「炭火で焼くさんま」さんまをを焼くもうもうと立ち上がる煙、匂い、熱が祭りを盛り上げる
 

「美しいすだち大使」 
焼きたての熱々のさんまに、徳島名産のすだちを絞ってくれる美人大使の一行
 

「珍しい外国人がさんまを焼く様子」 
産地宮古の人だけでなく、若い外国人三人が煙や匂いに悩まされながら、さんまを焼く姿が人気
 

都バスの運転席でハンドル操作を教わって、うれしそうな少年
 


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