JAPAN GEOGRAPHIC
東京都墨田区 江島杉山神社
Ejimasugiyamajinja,Sumidaku,Tokyo
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Jan.16,2026 柚原君子
所在地:東京都墨田区千歳1-8-2
御祭神は
市杵島島比売命(いちきじまひめのみこと)、倉稲魂命(うがのみたまのみこと)、大国主命(おおくにぬしのみこと)、杉山和一大人命(うみのみこと)
神奈川県藤沢市江島神社の弁財天から分霊。通称は本所一ツ目弁才天と呼ばれ江戸庶民の信仰を集めた。
最近の情報源はAI
による(笑)ことも多いので、AIでの概要をまとめてみる。
御祭神となっている杉山和一大人命(すぎやまわいちうしのみこと)は、江戸時代前期に活躍した盲目の鍼医、杉山和一(1610年 -
1694年)が神格化された神号。現代の鍼治療で主流となっている「管鍼法(かんしんほう)」の創始者。
杉山和一大人命の功績
1.
鍼灸の革命「管鍼法」の創始者
幼少期に天然痘で失明し、鍼の道を志して江戸に出た。一度は失敗して帰郷するが途中に江の島に参籠し、目の不自由な自分が生きるために何かを成さねばならぬと江ノ島弁天の岩屋に籠り断食修行を行う。満願の日、大きな石につまづき倒れてしまうが、何か足に刺さる物があり手に取ってみると筒状になった椎の葉に松葉が包まっていた。
「いくら細い鍼でも管に入れて使えば、盲人の私でも容易く打つことができる」
こうして現代の鍼術の主流となっている「管鍼術」を授かる。躓いた石は「福石」として本社江島神社に祀られている。
管鍼法とは鍼を小さな管(筒)に入れてから刺す方法で、これまでの盲人鍼は痛みを伴うことが多かったが、この方法により痛みが劇的に軽減された。
2.
江戸幕府・綱吉公の厚い信頼
杉山和一の技術と人徳は、江戸幕府第5代将軍・徳川綱吉にも伝わり、治療をして快復させた功績により、盲人の最高位である「総検校(そうけんぎょう)」に任じられる。
3. 世界初の盲人教育施設「鍼治講習所」
盲人の職業的な自立を支援するため、幕府から許可を得て「鍼治講習所」を開設。日本初で、かつ世界初の視覚障害者教育施設と評価されている。
4.
江島杉山神社の御祭神
江の島弁財天を深く信仰し、晩年は自身の拠点である江戸の本所に江の島の弁財天を勧請。没後、その場所に「杉山神社(現・江島杉山神社)」が建てられ、その功績から「杉山和一大人命」として祀られる。
現在でも「鍼の神様」「目の神様」として、鍼灸関係者や目の不自由な方々から深く信仰されている。
1694(元禄7)年……85歳にて没。
1871(明治4)年……屋敷没収。綱吉公が古跡並の扱いであったため神社は残され、社名を江島神社とする。
1890(明治23)年……霊牌所即明庵も再興し、境内に杉山神社を創祀。震災戦災により二つの社殿は焼失する。
1952(昭和27)年……江島杉山神社となる。
境内は見るものも多い。杉山和一は江ノ島の岩窟で断食祈願したので岩屋もある。江の島の弁天の洞窟を模した岩屋で、奥には人頭蛇尾の姿をした宇賀神像、宗像三女神像、杉山和一検校像が祀られている。岩屋の前には、1796年(寛政8)年に建てられた「いわやみち」と彫られた標石がある。洞窟の入り口には銭洗い弁天を模したお賽銭を洗う水と網もある。
また本所・深川あたりで江戸時代にさかんに行われた力くらべに用いられた力石もある(墨田区登録有形民俗文化財)。
石には1815(文化12)年の銘がある。墨田区内に所在が確認されている力石は37個あるが、その中でもっとも重い力石で93貫=348.75kg。石の正面には「奉納」「九拾三貫目」「文化十二年乙亥四月吉日」「内田店 金蔵」の文字が刻まれている。