愛知県稲沢市 長光寺
Chokoji,Inazawai city,Aichi
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稲沢市六角堂東3-2-8 長光寺地蔵堂 重文 近世以前/寺院 室町後期 永正7(1510) 六角円堂、一重、とち葺形銅板葺 棟札4枚 19060414
August 7,2022 大野木康夫 source movie
山門付近
地蔵堂(重要文化財)
部分撮影
Jan.18,2014 大野木康夫 source movie
所在地 愛知県稲沢市六角堂東町3-2-8
長光寺は稲沢市の東端、東海道線の東に位置しており、最寄りの鉄道駅は清州駅です。
山門
地蔵堂(重要文化財)
永正7(1510)年の建築
六角円堂、一重、とち葺形銅板葺
A camera
B camera
愛知県稲沢市六角堂東町3−2−8
撮影日: 2011年12月24日
長光寺は、平安時代(1161年)に平頼盛の寄進によって創建された。1338年に、足利尊氏が寺を復興した。仁王像をまつる仁王門をくぐると町名にもなっている六角円堂(地蔵堂)があり、本尊である鉄造地蔵菩薩立像(別名 汗かき地蔵)が安置されている。信長ゆかりの臥松水や名筆家・丹羽盤桓子の墓などがある。
入口と道標(美濃路跡から移転)
市文 楼門 江戸
重文 長光寺地蔵堂 室町後期 永正7年(1510)
六角円堂、屋根は栩葺形式の銅板葺で、頂に鉄造露盤と宝珠を置く。堂の周囲には縁、擬宝珠高欄をめぐらし、三方に石階段六級を設け、登高欄がつく。柱はすべて円柱で身舎は正面に腰板付嵌殺し格子戸で閉ざし、両脇間は桟唐戸を藁座でつり、次の南面は前寄りに片開きの板戸を吊り、後半を竪板貼壁とし、他の二面は横板を落し込む。外陣は化粧屋根で軒は二軒扇垂木。内陣は菱格子天井をはる。露盤には小さい格狭間を入れ、永正7年の陽鋳銘がある。六角堂は全国にも残存するものが少なく、特に中世に遡る唯一の例として貴重である。なお正面には県文の銅造鰐口が吊され、内陣には重文の鉄造地蔵菩薩立像が安置される。
四方から見た全景
細部
重文 鉄造地蔵菩薩立像 鎌倉 文暦2年(1235)
像高160cm、地蔵堂(六角円堂)の本尊である。像容は円頂で、正面の髪際にゆるい波形のカーブをみせ、白毫を陽出し、眉目もよく整い、豊頬に円満な慈相を表わしている。本体といい、造立銘を陽鋳する台座の丸框といいみごとに鋳成され、鉄仏特有の外型の鋳バリが背面に三筋認められるのみで、その鋳肌は鋳銅製のそれに近い。全国の鉄仏中これ程鋳上りがよく保存の完好なものは他に見当たらない
その他境内
参考資料
稲沢市HP
Dec. 2011 酒井英樹
撮影:2011年9月
<地蔵堂>
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