愛知県蟹江町 須成
Sunari,Kanie town,, Aichi
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海部郡蟹江町大字須成字内屋敷上1363 八劒社本殿 重文 近世以前/神社 室町前期 室町前期 三間社流見世棚造、檜皮葺 棟札3枚 19530331
海部郡蟹江町大字須成字内屋敷上1363 冨吉建速神社本殿 重文 近世以前/神社 室町後期 室町後期 一間社流造、檜皮葺 棟札5枚 19530331
蟹江は古来から伊勢湾の交通の要衝として栄え、中世には富吉荘と呼ばれていました。
須成地区は蟹江川河口の砂州で、行基開基と伝わる古刹龍照院と須成神社(富吉建速神社と八剱社の総称)が位置しています。
冨吉建速神社は、明治以前は冨吉天王と呼ばれた天王社で、須成を中心とする冨吉荘の総鎮守として信仰を集めてきた。
一方、八剱社は、古くは五社と呼ばれ、熱田神宮と縁の深い神社と伝えられている。
両社はともに須成の鎮守として相殿で祀られ、両社を合わせて須成神社とも呼ばれている。
(国指定文化財等データベースより)
両社の祭礼は、「須成祭の車楽船行事と神葭流し」として国の重要無形民俗文化財に指定されています。
毎月18日は、かにえガイドボランティア歴史・文化夢案内人の定期公開日ガイドが開催され、富吉建速神社、八剱社、龍照院木造十一面観音立像(以上重要文化財)と新選組の佐野七五三之助墓地のガイドが行われます。
以前は、両神社の瑞垣内に入ることができましたが、現在は普段閉じられている拝殿を開けていただき、拝殿越しに本殿の一部を覗く形になっています。
龍照院本堂、木造十一面観音立像収蔵庫、豊臣秀吉お手植えのイチョウ
寿永元(1182)年造立の銘がある十一面観音は保存状態もよく、新しい収蔵庫内で間近に拝むことができました。
撮影は禁止です。
富吉建速神社本殿(重要文化財)
室町後期の建築
一間社流造、檜皮葺
八剱社本殿(重要文化財)
室町前期の建築
三間社流見世棚造、檜皮葺
蟹江川沿いから見た八剱社本殿
龍照院の収蔵庫付近から見た両社殿
龍照院本堂廊下から見た両社殿
蟹江川には須成祭に使う車楽船が浮かんでいました。
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